違和感について考える ②
今日、松阪地区の公立中学校の卒業式が行われた。
来週月曜日に、県立高校の後期選抜入試が行われる。それを受験する今年の寺子屋で唯一人の生徒が今日も、授業にやってきて
「僕のジャージ姿、見納めやで。」
と、言い出した。
ーいや、まだ着てきてもらっていいけれど、
と、というと
「ださいやん」
との返事・・・笑 いまさら、何を・・・と思いながら
ー私たちに言わせれば、在学中もジャージ登校、ジャージ通塾は、ださいんだけれど・・・
と、いうと、
「え、制服の方がいややん」
との返事・・・笑
いつの時代も、その世代、世代のこだわりは、他の世代には伝わらないものだけれど、私は、自分が私立中学校に通っていたせいもあるのか、このジャージ登校、ジャージで、放課後も、お休みの日もうろうろする若者たちのセンスが、自分が中学生のときから解せず、今もなお、不可思議でならない。
何年も前に、その話になったとき、保護者の方に
ー学校に、更衣室がないんです。
と、言われて、目ん玉飛び出そうになるくらい驚いたというか、最初何を言っているのかわからなかった。
女子校に通っていた私ー
女子校でも更衣室があったのに、共学で更衣室がないってどういうこと?⁉‼
と、驚きを隠せなかったのだけれど・・・
日本の義務教育ーーーいろんな問題があるなと思う。
いろんな意味で、もう少し時間とお金をかけていろんなことを整備、そして、人材を確保しなきゃいけないんじゃないかと、ジャージの話にも思ってしまう。
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