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アート独り言。(国際芸術祭 あいち2022@一宮 その4)

愛知芸術文化センター、常滑市会場、有松地区会場までまわりきれるのだろうか・・・一宮会場レポついにその4。会場の写真や作品について触れているので、お気をつけください。

午前中は久しぶりに美術館で鑑賞。一旦昼食の為自宅に戻り、午後からまだまわりきれていない一宮会場をなんとしてもまわりきる勢いで向かう。

最初に向かったのは一宮市役所。毛織の街の象徴的のような作品。とても多くの方の手によって作られた作品の壮大さに感動する。

羊毛

前回行った旧看護学校で西瓜姉妹を見たい衝動にかられつつも、旧一宮スケート場に向かう。

先に行った友人から、リンクのパイプが剝き出しでにおいが結構すごかったと聞いていたので気合を入れる。

このスケート場は五輪選手を輩出したこともある。昔はいろんなところにスケート場があったが(午前に行った美術館の近くにもスケート場があった)
いつしかなくなってしまった。

一時期、フィギュアスケート好きの友人の影響でスケート観戦が好きだったのでスケートリンクはとてもわくわくしていた。

中に入ると真っ青な空間。パイプが剥き出しになった空間に少しだけ板が置いてあって、その場所は立っても良いと説明を受けた。

目の前にはそびえ立つ大きなスピーカー。巨大な彫刻のようだ。
振り返ると2つのスクリーンがある。ドイツ生まれのアーティスト、アンネ・イムホフの映像作品。
一見、別々の映像が流れているのかと思いきや、同じ時間軸のようだ。

とてもライブ感溢れる映像で、パフォーマンスを記録して映像作品にまとめられていた。ダンサーの生命力がすさまじかった・・・

においが気になるかと思いきや、映像に集中して全く気にならなかった。少しずつ見る位置を変えながら、リンクを一周してみることにする。

すると通り過ぎてしまったところに隠しコマンド的な映像を発見。気付かず通り過ぎる人もちらほら。非常にもったいないけど、作者の意図することなのだろうな・・・

その映像とメインの映像を両方見るのが忙しかったけど、映像がとても刺激的でこの広い閉鎖された広い空間に贅沢に展示されていたのがなんとも羨ましかった。

帰ろうとしたら、あいち2022のサポーターの方に見てくださってありがとう!と声を掛けられ、作品について熱く語ることが出来て嬉しい。

気付けばかなり長い時間いたので、全部まわりきるのは難しくなってしまった。受付のお姉さんに相談したら、1か所なら近いからいけますよと丁寧に教えてくれたので向かうことに。

戻る途中、犬がフワフワと浮いている・・・疲れ目だろうか?いや、犬じゃない。

ゾウ・・・・・・!?

「あの、ゾウさんのお散歩ですか?」
「そうです、アジアゾウです」

????????

まるで生きているよう

見間違いではなかった。細いテグスで巧みに人形を操るパフォーマーのおじさんだった。話を聞くと、全国各地の芸術祭を巡っていてその芸術祭のお話を沢山してくれた。あいち2022が全部まわれそうにないと話すと、常滑会場は行った方がいいと丁寧に教えてくれた。

ゾウさんと一緒に芸術祭を巡る素敵な旅。なんとも羨ましい。
時間が随分経過してしまったが、一か所無事に行くことが出来た。


戦争の時に何を作らされているか知らずに爆弾を作らされていた、いざというときに自害するように爆弾を持たされていた話が胸にささった。

入口には羊の置物。私はいつまでも羊からは逃れることはできない(謎)

帰宅してからゾウのおじさんにインスタを教えてもらってたので、一体何者なのだろう?と調べてみる。そしてリンクのあったyoutubeを見る。

待って????足浮いてるwwwwww

疲れているのに、笑いすぎて更に疲れてしまった。(疲れついでに友人にリンクを送りつけて巻き込んだ)
こういう出会いも、アート巡りの醍醐味。

一宮会場、残すところあと2会場。そして芸文は、常滑はいけるのだろうか?

つづく。

追記
ゾウさんの歌タイバージョンで挙動不審になるゾウさんも置いておきます。


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