映画独り言。(RRR マサラ上映@伏見ミリオン座)
伏見ミリオン座で2日間開催の映画「RRR」字幕版へ。
インド映画は3時間ある、つまり自分の腰と首が持たないという理由であまり見ないジャンル。
しかし「マサラ上映」の内容に惹かれてしまった。
事前にどんな感じが調べたら、紙吹雪、発声、鳴り物、ダンスOKだった。
迷いすぎて、最前列しか空きがなかった…
(疲れたら踊ろう)
ミリオン座に到着するとフォトスポットがある。いつもディスプレイに気合が入っている。
撮影していると、撮ってあげましょうか?と優しい声掛けがあり、遠慮なく撮影していただく。
開場して中に入ると最前列にすでにお客様がいた。
声をかけると、マサラ上映がどんなものか知らずに来てしまった、良かったら一番端と代わってもらえませんか?と言われたので席を変わる。その方は非日常を楽しみたいと、ワクワクされていた。
反対の隣には紙吹雪やら鈴など沢山持っているお姉さんなのでマサラ上映について教えてもらった。
紙吹雪がキレイに色別になっているので理由を聞いてみたら、配役のイメージやシーンによって色を変えたい、と。
なんということでしょう…
素晴らしすぎる…
ビニール袋をもらい、片付けまでがマサラ上映だと丁寧に話してくださった。
初めてでドキドキしたけど、優しい方のおかげで安心できた。
映画が始まる前に、マサラ上映の注意事項があった。クラッカーが危なくないように練習をする。家に眠っていたクラッカーを鳴らす。
中身が出ないタイプのクラッカーで、ちょっとガッカリした(笑)
始まったら一体どうなるのだろう?
ワクワクが止まらない。
いよいよ映画が始まる。
タイトルのタイミングでクラッカーが鳴り響く。待って、映画3時間あるよ、みんないくつクラッカー持ってきたの…
RRR初見、マサラ上映初の人は私以外にも沢山いたけど(観客の半分ぐらい)リピーターの方がとても盛り上げている。
応援上映なので
「いいよー!」
「がんばれー!」
「ナイスキャッチー」
等、まるでスポーツ観戦のようだ。
ドラムの音や銃声に合わせて鳴るクラッカー。
ダンスシーンは立ち上がってライブのような盛り上がり。
ただただ、楽しかった。
思い切り、笑った。
上映後はみんなで一斉に片付け。
終電に間に合うかギリギリの時間なので一部帰られた方はいたが、みんな黙々と紙吹雪を拾う。
終わってから色々教えてくれたお姉さんに連絡先を聞こうとしたら北九州からみえたと話してびっくり。
連絡先は交換しなかったけど、またマサラ上映で会えますね、と笑顔で別れる。
映画の作り手として、また上映イベントを企画する側として、とても胸がアツくなる時間だった。
これほど観客を魅了する映画や企画。とても勉強になった。
あ、映画の内容ですか?
観たほうが良いです。
長いな〜なんて一度も思いませんでした。
カメラワークもめっちゃカッコイイ!REDで撮影したかな?
このシーンの裏側、多分吐きそう、などなどいろんな角度で楽しめます。
オススメしないのは最前列での鑑賞です(笑)
おわり
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