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カブトムシの密輸が横行している

今朝、NHKの「おはよう日本」を見ていたら、
カブトムシの密輸に関するニュースをやっていました。

日本では南米産のカブトムシが人気があるのですが、
南米では野生種については輸出を禁止している国も多い。
にもかかわらず、
現地の人間や日本人が違法に採取して密輸し、
それが日本で売られている…というのです。

同じようなニュースはネットにも出ていました。


日本ではカブトムシの輸入規制はなく、
要は輸出元の国の税関さえ通ってしまえば、
あとは法的責任を問えないことになるそうなのです。

乱獲のために絶滅危惧種になっている
カブトムシもいるそうです。

昨今のカブクワブームを
私は異常だと思っていました。

特にヘラクレスオオカブトという
大型でかっこいいカブトムシについては
数十万円の高値がつくこともあるほどで、
講演で拾ってきたワラジムシを育てている私としては、
その異様な取引に気持ちが引けていたのでした。
(ちなみにうちのニジイロクワガタくんは2000円、
コクワガタくんは200円でした。)

密輸されたものが堂々と市場で売られていて
なんら規制もされていないなんて、
日本はなんて恥ずかしい国なんだろうと
思いました。

と同時に、昆虫にも動物と同じように
ワシントン条約のようなものを作り、
取引に帰省をかけるべきではないかと思います。

昆虫が地球にもたらす恩恵は
おそらく私たちが思っている以上で、
その一角が崩れると
おそらく生態系に大きな影響が
生じるのではないかと思います。
(特定の種類の昆虫の異常発生
→森林破壊とか)

ブームの陰でひずみが生じているのは
犬猫だけではなかったようです。

迅速に法規制がなされることを
望みます。

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