寺沢優太/サッカー選手のフードロスプロジェクト

サッカーJFLに所属し、選手をしながら『規格外野菜』の農産物に価値を生み出し廃棄問題に…

寺沢優太/サッカー選手のフードロスプロジェクト

サッカーJFLに所属し、選手をしながら『規格外野菜』の農産物に価値を生み出し廃棄問題に取り組みます。 普段の活動、商品開発、販売までのストーリーを発信していきます!

最近の記事

#9 とうもろこしの栽培

日曜日の試合終了後にトレーナーのケアを受けてから東京を出発し、270km離れた長野県の飯綱町に向かいます。 OFFの前夜に出発し、OFFの日はアクティブレストも兼ねて畑で汗を流す。 そんな生活が月に1回。 今思うと交通費も、ガソリン代もかかるのによく行っていたなと。でもなんて言えばいいんでしょうね。すごくワクワクしていたんです。 2022/4/25 夏のとうもろこしの収穫に向けてホワイトとイエローの2種類の種まきの準備です。 みみずやの中条君に丁寧にご教示いただき作業

    • #8【胸スポンサー】株式会社みみずや契約締結

      前回南葛SCで個人スポンサーの施策が行われて14社が嬉しいことに集まったとnoteに書きました。 その中で2022年の僕の胸スポンサーでもある長野県飯綱町にある株式会社みみずやという会社についてです。 みみずやさんのスタッフ一人一人の仕事に対する思いや考え、地域社会に対する課題に取り組む姿勢に感銘し飯綱に足を運ぶ事が自然と多くなりました。 回数を重ね僕の想い、そしてやってみたいことが具体的になりつつありそれを細分化しながら実際の畑での作業が始まっていきました。 面白い

      • #7 南葛SCというキャプテン翼の世界へ

        AC長野パルセイロを契約満了に伴い退団しJリーグでの移籍先を模索していた僕はJPFAトライアウトに参加しました。興味を持っていただくクラブはありましたが残念ながら獲得オファーまでは来ませんでした。 そんな中、プレーだけでなく僕の長野での地域活動やSNSの発信をみて評価してくれるチームが。 二年連続で昇格をし関東1部リーグに昇格した南葛SCです。 同期入団には元日本代表の稲本潤一選手、今野泰幸選手、関口訓充選手、伊野波雅彦選手を始めとした自分がテレビで見ていた選手と同じチ

        • #6 畑というフィールド

          今までのnoteですが自分なりに今までの背景を少しづつ深掘りにしてみましたがなんとなくイメージはつくでしょうか。まだまだ続きますがよろしくお願いします! 今まではクラブの活動を通じて一次産業、農業っていいなーって思っていたんですがその活動に積極的に参加していたおかげか色んなところから声をかけていただきました。 長野県飯綱町 パルセイロのホームタウンでもある長野県飯綱町にある畑にお邪魔したんです。 NAO's FARM ここでは元日本代表の石川直宏さんと株式会社みみず

          #5 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(結末)

          2021年11月24日。僕はクラブから契約満了のリリースが発表されました。 noteの#1で記載しましたが”結果の世界”です。 出場0。チャンスをもらってモノにできなければクビ。それは当たり前です。 リリースコメントにも書きましたが”成功”はできませんでしたが生まれ育った長野で新たな景色を見ることができ、"成長"は確実にできた自信がありました。 この一年では本当に多くの方々に出会い、ホームタウン活動を通じで地域の方々の声を生で聞き、ファン・サポーターの皆様とコミュニケーシ

          #5 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(結末)

          #4 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(中盤)

          さて、アスリートと地域社会が共に成長するってなんか難しくかっこよく書かれていますが皆さんどうでしょう。なぜ、重要なのかについて少し考えていきたいと思います。 僕が実際に感じた事が3つあるのでそれをもとに記載していきますね。 1.ふるさと愛と誇り 選手である自分が地域社会と交流することでふるさと愛や誇りが生まれます。そして僕たち選手の試合結果やクラブの成功を地域の人とコミュニケーションを取ることで地元や地域の人々にとっても誇りになるんです。共に歓喜できる特別な瞬間を共有で

          #4 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(中盤)

          #3 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(発端)

          2021年の冬、弟を連れて松本にある某飲食店で食事をしていた時、代理人から一本の電話が来たんです。『パルセイロからレターが届いた』と。 その瞬間頭が真っ白になり、母子家庭である母に電話で伝えた時の母の涙声を今でも鮮明に覚えています。 大学では1試合も出れず海外やJFLなどを転々としていましたが、28歳でようやく地元のJクラブに辿り着来ました。夢が叶った瞬間だったんです。 小学生の時には地元の長野県にはJクラブが1つもなく、「長野県でJクラブを作ろう」という企画書を書き岡

          #3 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(発端)

          #2 地球の恵みを育む一次産業の魅力

          4年間のドイツ生活から帰国し、奈良クラブでプレーするも24歳で初めて契約満了の通達を受けました。様々な感情を持ち移籍した先が当時地域リーグに所属していた沖縄SVです。 2020年、今から4年前のことです。 新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大が止まらない状況にあり日本経済に大きな影響を与えました。 各イベントは中止になり、飲食業や小売業の減収、観光業は強い打撃を受け、製造業への供給チェーンの混乱。 多くの事業が休業となり長い自粛生活が始まりました。 ただ、今とな

          #1 寺沢優太とフードロスプロジェクト

          小学校のチャイムが鳴り、授業が終わると、周りの友達は遊びに行き、体育館や校庭で遊んでいる姿を横目に、町クラブの練習に行くために誰よりも先に帰り練習の準備をし、母の車に乗り込んで練習に行くのが僕のサッカー人生の始まりでした。 サッカー以外には英語と数学の塾、スイミング、空手、ボーイスカウト、バスケットボールと習い事が好きだった僕は時間の経過と共に熱はサッカーに行き、自然とサッカーの世界にのめり込まれたんです。 初めまして。寺沢優太(てらさわゆうた)です。 って言ってもこの記

          #1 寺沢優太とフードロスプロジェクト