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自信がない価値、共感革命、重商主義の探究【注目の新刊】#6


1.『「自信がない」という価値』

第1章 自信と実力は違う
第2章 自信のなさを利用する
第3章 「他人からの評価」ですべてが決まる
第4章 キャリアと自信
第5章 社交スキルの自信と実力
第6章 自信がない人は健康で長生き
第7章 言うは易く行うは難し?

トマス・チャモロ=プリミュージク / 著、桜田 直美 / 訳『「自信がない」という価値』(河出書房新社)目次


2. 『共感革命 社交する人類の進化と未来』

序章 「共感革命」とはなにか―「言葉」のまえに「音楽」があった
第1章 「社交」する人類―踊る身体、歌うコミュニケーション
第2章 「神殿」から始まった定住―死者を悼む心
第3章 人類は森の生活を忘れない―狩猟採集民という本能
第4章 弱い種族は集団を選択した―生存戦略としての家族システム
第5章 「戦争」はなぜ生まれたか―人類進化における変異現象
第6章 「棲み分け」と多様性―今西錦司と西田幾多郎、平和への哲学
第7章 「共同体」の虚構をつくり直す―自然とつながる身体の回復
終章 人類の未来、新しい物語の始まり―「第二の遊動」時代

山極 壽一『共感革命 社交する人類の進化と未来』(河出新書)目次

「認知革命」はハラリの『サピエンス全史』でよく知られるようになった。それに対して本書は「共感革命」があったのだという。

京大前総長だった山極壽一さんの新しい一般書。

3. 『失われた〈重商主義〉の探求:ジェイムズ・ステュアートの商業・利潤・貨幣』

序章
第一章 商業論の再考
 一 ステュアート商業論への注目
 二 「交易」の内容
 三 市場理論と商業の機能
 補論一 交易tradeについて
第二章 二つの利潤論
 一 利潤論の分析視角
 二 個別主体と譲渡利潤──第一の利潤論
 三 為政者と利潤──第二の利潤論
第三章 競争論の構造──「交易と勤労」と「巧妙な手」
 一 市場論の諸解釈
 二 つり合いの理論
 三 不つり合いの理論
 補論二 有効需要effectual demandについて
 補論三 均衡balanceについて
第四章 商業の原理と計算貨幣論
 一 『原理』体系における貨幣論
 二 計算貨幣以前──『原理』第一、二編での「貨幣」
 三 計算貨幣の必然性
終章 ステュアートの重商主義理論
 一 重商主義とステュアート
 二 商業の経済学
 三 ジェイムズ・ステュアートの重商主義
 補論四 商業commerceについて
 あとがき

塩見 由梨『失われた〈重商主義〉の探求:ジェイムズ・ステュアートの商業・利潤・貨幣』(白水社)目次


ちょっと詳しくコメントつけてる時間がないので、自分の備忘録もかねて簡単に。

今後も週1のペースで紹介するので、趣味の合う人はぜひスキ・フォローをよろしく。あと、月に1度とくに良かった本を取り上げるので、そちらも楽しみに。

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