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フリーマガジンterraが読めるお店をGoogleマップにて公開しました!

こんにちは。編集長のゆきです。

この度、フリーマガジンterraが読めるお店のGoogleマップを公開いたしました(会員制等のお店は除く)。

フリーマガジンterraは2021年12月に創刊した「文化を伝えている」飲食店を中心とした店舗でしか読めないフリーマガジンです。

実は、今まで「どこで読めるの?」というご質問も多くいただいておりました。偶然の出会いを大切にしている自身の考え方から、公開をしてこなかった経緯があります。フリーマガジンterraの「伝える」に対する考え方はこちらの記事に簡単にまとめてありますので、参考にどうぞ。

なぜ方針を変えたか。ふたつ理由があります。


人とお店を繋ぐフリーマガジンである。

現在、全国約100店舗の「文化を伝える」お店に置いていただき、そこに集まる人へ届ける。という形で媒体を広げてきました。
そんな間接的な形での伝え方なので、「一体どのような方が読んでいるのか?」読者の顔が見えない状況が長く続いていました。ですが、最近媒体の価値も少しずつ(ここ重要)ですが、ゆっくりと(ここもとても重要)高まってきたので、イベントやお店に出向いた時に読者さんと話す機会が増えました。実際に読者と話すと、急に解像度が上がるんですよね。会話の中で「おすすめのお店ありませんか?普段はこういうお店行くんですけど」といったご質問もいただくことがあり、「これはterraが読めるお店を紹介するチャンスだ!」と思い、その度にお答えしていました。そんなやりとりの中で、こんなにも文化的にお酒を嗜んでいる読者さんがterraにはついてきている。それならば、素敵な飲み手さんである読者に、大切なterra設置店を教えて、ぜひ来店して欲しいと思うようになりました。というのも、私たちの媒体の設置店はオーナーさんやお店を運営している方々の想いが強く、文化的なお店ばかり。ですので、リストにしてしまうことで不特定多数の方に良くも悪くも知られてしまいます。それにより、思いもよらぬお客様が来てしまい、お店の方々にご迷惑をおかけすることは避けたかった。ですが、創刊から今まで2年少しの期間、運営してきて、読者さんの文化度の高さや想いの汲み取り方を見ていると、そんな心配はないのだと感じました。
そんな経緯がありますので、リストを見てご来店される際は、一度お店にお電話してから伺っていただきたいと考えています(その際、フリーマガジンterraを見てなんぞ言っていただけると泣いて喜びます)。

人とterraを繋ぐ役割が発生してきた。

こちらも現場で感じたことです。現在、terra Radio「オサケッテカルチャー」を運営しております。

その中で、「お酒が文化として一般の人に認知されるためには何が必要なんだろう?」という大前提の問いからコーナー企画などを一緒に番組をやっている飲食ナビゲーターのマッシュさん(むっちゃイケボです)と考えることがとても増えました。その際、あがった課題点として「楽しみ方」「嗜み方」がまずわからない方が多いのではないかなということ。きっかけとしては、番組の中で私が初めてBARに一人で行った時のことやお酒の選び方について改めて「人に伝える」ために思い出したことでした。また、一つの例ではありますが、上下関係のある飲みの場といった世代を超えたお酒のコミュニケーションが減っている。それはいい面もあるけど、実は飲み手としてのお酒文化の継承の機会が損なわれているのではないか(もちろんアルハラはNGです)。私たちが伝えているものは「誰も教えてくれない情報」なのかもしれない。terraだったらそれをこれからも伝えていけるなと思ったのです。そんなことから、より知りたいと思っている届けなければならない人に届ける必要性というものを感じるようになりました。terraに興味を持つ→マップで良質なお店を知る→初めてのBAR体験という動線を作ってもいいのではないかと感じたのです。

以上のことから、今回、terraが読めるお店をGoogleマップで公開しました。再度になりますが、初めてのご来店の際は、一度お店にお電話してから伺っていただきたいと考えています。その際「フリーマガジンterraでお店を知って」と言っていただけると本当に嬉しいです(しつこくてすみません)。

terraを起点として楽しく、豊かなお酒ライフを一人でも多くの人が送ってくださったら嬉しい限りです。

メイン写真撮影場所:Craft Gin Bar Copain(東京・池袋)