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デューデリジェンスの資料の引き渡し方と感情の持ち方について

こんにちは。ユニコンの照井です。

デューデリジェンスの資料の受け渡しはどうするのかについて
記載していきたいと思います。

私がMAをはじめた10数年前は、資料の受け渡しは、基本的には
紙で行ってました。(一部データで送れるものはデータで)

ですので、DDが開始すると、大きなファイルを買ってきて、依頼資料に
ある番号ごとに資料を集めファイリングして、郵送して各DD担当している
会社などに送ってました。

資料の仕分けなどこれが結構な手間がかかってました。

しかし、最近では、クラウドのストレージが発達したことで、データルームを作成し、そこに資料を入れていき共有するということで行うようになりました。

データルームは、仲介会社などが準備することもありますし、買主がデータルームを指定する場合と両方あります。

このようにすることで瞬時にデータ共有ができ、非常にやりやすくなりました。

また、データは基本的にはPDFより加工しやすいエクセルやワードが好まれます。ですので、ワードやエクセルで出せるものは、それで出してほしいという依頼があります。なので、仮にこのような依頼がなかった場合でもこちらで依頼する際に、売り手様に対してはそのようにお願いしてます。

という感じで資料を集め共有し、QAを回答するということを粛々と行っていきます。これは前回も記載しました↓

あと意外に重要なことは、DDに関しては、あまり感情をもたないことが大切です。売り手様からするとなんでここまで出さなくてはならないんだとか
出さなくてもわかるだろ、という気持ちになります。ここは、感情をころし、そういうものなんだ、DD担当している方々も買い手に報告するためには
確認しないといけないんだ、もし何かあったらDD担当している方々の責任になるからそこまでみるんだな、という感情になって準備していくことでストレスがかからずに作業できます。

DDはあくまで作業です。今まで行ってきたものを引き渡すという感覚で行っていただければと思います。



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