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鏡と鈴が持つ力

妖怪は陰の存在であるため、いかに陽の気を多く取り入れていくことが日常においては重要です。

とはいえ、今は21世紀ですから、夜になっても明るいですし、音楽などが絶えず流れていて、妖怪の出る幕ではないのかもしれません。

ただし、人生、暗くて静かなところに行かなければいけないなんて状況もあり得ます。
そういう時がリスクなのです。

まず、最低限持っていきたいものはです。
妖怪は鏡に映りませんから、正体を見極めるのに使うことができます。
そして、鏡は水銀によって作られているものがありますから、それはさらにおすすめです。
水銀は元々、丹と呼ばれており、仙薬として使われてきました。
妖魔の正体を見破る照魔鏡という話もあるくらいですから、そのくらい鏡というのは重要なものなのです。

小さいものでも良いので鈴も持っていると良いです。
神社のお参りでも鈴を鳴らすことで邪気を落とすことができます。

鈴は穢れを祓う魔除の道具なのです。
実際、お守りに鈴がついたものも多く売られています。
また、四国でお遍路をする際には杖に鈴のついたものを使いますが、これは山野の鬼神から身を守るためにつけられています。

生きていれば色々なところに足を運ぶでしょう。
あまり良くない土地というのも案外多いものです。
そんなところで変な影響を受けてしまうなんていうのも少なくありません。
見えない世界のことを理解していきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。