見出し画像

古代日本人の世界観

古代から人々は自然哲学をもとに物事を考えてきました。

日本にも伝わっているわけですが、それ以前の日本でも似た様な概念はありました。
とはいえ、差はありました。
まず、かつての日本人の世界観は東西しかなかったことです。
なぜならば、東西というのは太陽の循環を意味します。

昼夜の循環、光と熱によって多くの恵みがありますから重要だったわけです。
実際に日本人はお天道さんとして太陽を敬ってきました。
磐座のある神社もありますし、神話にも太陽の化身は出てきますね。

東から規則正しく出て、西に規則正しく籠るわけですから、東が生命誕生、西が死を表す様になるわけです。

そして、五行論が入ってくると、東西だけでなく、南北と中央という新たな概念も入ってきます。

中国であれば中央にあるため、東西南北の敵のことを考えていかないといけませんが、日本の場合は細長い島国であるため、東国と西国の概念しか必要なかったというのもありますね。

そんな日本人ですから、南北という概念を知った時、どれほど神秘的なものだと考えたことでしょう。
太陽だけでなく、多くの星神もいるわけですからね。

自然哲学はあらゆることに応用されています。
その歴史を知ることで自然哲学の理解の助けになるでしょう。
特別なスキルがなくとも自然哲学が分かれば、多くのことを知ることができます。
皆さまもぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。