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『世界2.0』を読んでみた

佐藤航陽の『世界2.0』を読んでみた。

本書はメタバースについて語られている本で、メタバース関連の本では1番人気があると思われる。現在、NFTやDAOと同様に、メタバースはWeb3の一つとして注目されてる感じはある。

ここで多くの人が考慮しなければならないのは、どのようにメタバースと付き合っていくかだ。おそらく、メタバースによるビジネスチャンスが非常に大きいのは間違いない。確実に大きく成長するであろう領域だ。しかし、だからといって無理やりチャンスを掴みに行く必要もないと思う。

本書を読んでいて更に実感したのだが、メタバースは背徳的な世界になる可能性が高い。ある意味、現実逃避と同じような目的で利用されることになると僕は考えている。SNSと同様に。

だとするならば、メタバースからは適度に距離を置いた方が、多くの人にとっては良いと思う。

ただし、クリエイターであるなら、このチャンスを積極的に活用していきたいところだ。何しろ、世界を創造するのに等しいのだ。クリエイティビティの拡張のためにも、今のうちに3DCGソフトを触っておくべきだと思う。

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