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はじめて息子と袋ラーメンを開けた日。

その日は朝から調子が悪かった。

恐らく生理前でイライラと気怠さがやる気を損失させた。

朝はパンに牛乳、スープ、果物で簡単に済ませたが、お昼はどうしよう。

添加物はなるべくやらないように、なるべく手作りを心がけ息子も2歳10ヶ月。

朝もパンだったしちゃんと栄養があるものやらないとなぁ。

しかしやる気が出ない。パントリーをあさる。

息子が声を弾ませ「あ!これラーメンじゃない?」と1袋残っていたうまかっちゃんを持って誘ってくる。旦那の夜食に常備しているやつだ・・・

「食べたい・・・?食べる?いいかな・・・今日くらい。」

私は袋ラーメンを取り出し少々罪悪感を感じながら準備する。

息子が横に踏み台を持ってきて興味津々に見ている。

お湯を沸かして入れて混ぜるだけの作業。しかし色々質問攻めにしてくる息子に応えると沸騰とは何か、なぜ四角の固まりが麺になるのか、説明することは意外と多く、ふんふんと頷く息子。

「てる君のにも沢山入れてね!」かなり嬉しそうだ。

器に入れて、熱さ緩和のためと言いつつせめて薄味で食べてほしいと息子には氷を2つ足す。美味しくないやろなぁ・・・ごめんよ。

「いただきまーす!!!!!」

え???箸でめっちゃ麺すくえてるやん!!!ガンガン食べてるやん!!!

母ちゃん楽〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!汁まで飲んでるやん!!!

ちぢれ麺だから、箸ですくい易いのと薄味でも息子にとっては神食だったこと。

そして何より、食べるのも早いし残さず食べる。母ちゃん笑顔。息子も笑顔。

なーーーーーんだ。たまには楽していいよってことか。

添加物うんぬんとか言ってるのが少し馬鹿らしくなった。そりゃ毎日食べれば何かしら影響があるかもしれないけれど、たまになら大丈夫でしょ。それに囚われて、できない自分にイライラしたり、笑顔でいられなくなる方がよっぽど息子にとってはアレルギーだった。自分に反省。

そして・・・袋ラーメン万歳!!!これからお世話になります。



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