コロナ禍での東大病院・和痛?出産記①

39週目の妊婦検診。そろそろかしら~子宮口が開いてたりするのかしら~。子宮口ぐりぐりする内診いやだなぁ~なんて思いながら。
まさか診察してそのまま入院、家に帰れないなんて思ってもなく…。

【一日目】
◆10:00 
診察(エコー、子宮口確認(意外と痛くなかった)、
診察で血圧高めと言われ、「そろそろ予定日だし、産んじゃう?」と、語尾に☆でもついてそうなテンションで聞いてきた医師。確かに毎晩ソワソワするのも嫌だし、入院してたら安全だしなぁ…(この頃はコロナにかかったら入院できないかもという緊迫感があって、本当に早く妊娠生活を終了させたかった。)という気持ちで「はい!産んじゃいます!」と返答。
軽すぎる返答を今となっては叱咤したいよね。
今冷静に考えると、血圧高い言うても127/91とかで別に高くないじゃん?
病院側もベッドが空いてる時に早く入院させて産ませたかったのでは?
という気もしなくないけど、まぁ無事に母子が生きて帰ってこれたのでOK

◆11:00
入院手続き。
入院って言われたけど、産気づいてるわけじゃないし、一旦家帰って荷物もってくるのかな~とか思ってたら、看護師さんに、「あ、もう病院いてください!おうちには帰れないです~。荷物は旦那さんに持ってきてもらってくださいね」とか、産むまで帰れまてん。的なことをこれまた☆ついてそうなテンションで言われて焦る。この病院取り扱い出産数が年間1000件越え(ランキング62位とか?)だけあって慣れすぎてるのか、さらっと言ってくるんよ。
待合室で待ってる夫(コロナなので診察室付き添いNG)に、「今日入院!」ってLINEとばして入院手続きへ。荷物もってきてもらうとおもったけど、別に後で持ってきてもらえばいいかということで一緒に入院手続きへ。
まあ手続き待つわ待つわで一時間。何とか手続き終えて、自分は入院棟へ。夫は荷物取りに。
コロナだから、入院中は一切面会できず、出産の際、分娩室でラストスパートの時だけとのことなので、入院棟に入る時はお別れ感がすごい。戦場にでも出陣するかのような気持ち…。入院中ただでさえ辛いのに、一人で耐えるとかコロナ許すまじ。コロナでぶっちゃけ恩恵うけたこともあったけど、出産入院については本当恨んだ。

◆11:30
入院。
一通り施設の説明受けて、PCR検査受けて。レントゲンとって血液検査して、心電図とって、尿検査して…ふつうに健康診断!
病院内を入院着でうろうろ。なんか恥ずかしいんだが。

◆13:30
お昼買いに売店へ。ちなみに売店に行く時や、入院棟を出る時には受付に言ってIDカードをもらわないといけなかった。まじ自由度なし。
(ちなみに、夫がたまたま病院のレストランでお昼食べた帰りだったので売店で会えた。ほんとはダメだと思うから、売店ないで少し会話して帰った。密会か。)

◆14:00~16:30くらい
記憶ない。暇だったんか。え、なんで今病院いるのかってくらい血圧も落ち着いて116/71とか。

◆17:00
誘発分娩についての説明。
もともと和痛分娩(無痛分娩とは言わず東大病院では和痛というらしい、調べたけど、特に明確な定義があるわけじゃないらしい。病院によって呼び方違うのね。ただ、無痛じゃないよってあたりに何か意思を感じるよね。患者のクレーム防止にもなりそうだよね)を希望してたので、いろーんなリスクの説明。
・バルーン(子宮口を広げる処置。ボールみたいなやつを入れる)
・陣痛促進剤(陣痛を誘発する。量は調整するけど、入れすぎると子宮破裂のリスクあるよ。←え。こわ。サインしたくないわ)
・和痛、麻酔(硬膜外麻酔のやり方やリスクについて)
と、当然説明しなきゃいけないことだけど、まあまあ怖いことを言われ続け、怖いことが書いてある書類に黙々とサイン。よーく読んだよ。けど、実際どうなるかわからんし、相談できる身内もいないし、今サインするしかないし、ずーんとした気持ちでサイン。
説明の中で、初産だし、子宮口も1㎝くらいだし、明日は産まれないかも…と言われてたけど、まだこの時は明日の夜~明後日午前中には産まれるかなぁなんてお花畑なこと考えてた。出産なめるなよとぶん殴りたい。

そんなわけで一日目は、診察と入院手続きと説明だけで終わりました。

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