今週，仕事で色々な人と打ち合わせをさせていただいた．
自分の言いたいことが言葉に出てこない．言葉に詰まる．
もしくは結構言語化できているなと思いながら話していても，相手にはうまく伝わっていないことがある．
もちろん全て相手に伝わるとは思っていない．
でも，圧倒的に伝わっていない時もあった．
自分の頭の中を言語化する回数が足りていないことに気づいた．

割と伝えられた打ち合わせもあった．
相手からは自分にはなかった考えや意見がどんどん出てくる．
自分にはない視点，自分にはない人脈と繋げられるかもという話．
一緒に作り上げている感じが久しぶりだった．
自分自身が得るものも大きかった．
人に話すことにより得られるものが多いことに気づいた．

大学を卒業してからの一年，書き出してきたつもりだが，書き出しの種類が違った．友達に指摘されて，やっと気づいた．
書き出しには，自分で見返すための書き出しと，人に伝えるための書き出しがある．
『自分』が見るか，『相手』が見るか，という違い．
でも，それは大きな違い．

この一年は，『自分』が見る書き出しをしてきていた．
自分が見るだけだと，自分のこれまでに使ってきた語句で，自分のわかる言葉で書き出せる．
ただ，『相手』が見るということを意識するだけでも，大きく変わる．
自分が見る書き出しから，さらに相手に伝わる語句・言葉まで細分化しなければ伝わらない．

人に話すことはまさに，『相手』がみる書き出し，『人に伝える』書き出しをすること．
自分自身の頭の中をもっと言語化して伝えられるように，
一緒にいいものを作れるように，
自分自身の得るものを増やすために，
人に話すことをしていきたい．