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祝!映画「ゴールデンカムイ」公開に合わせてチタタプをヒンナヒンナしてきた

こんにちは!てしスタ6期生・エンタメ担当のたきです。今日は、話題沸騰中の新作映画「ゴールデンカムイ」公開に合わせて、東京でアイヌ料理を体験してきた話です。

私の住む東京では、新大久保に「ハルコロ」さんというアイヌ料理の有名店があります。私もランチでユク(鹿)丼をいただいたことがありますが、美味しくて超〜ヒンナ!(感謝!)でした。

今回訪れたお店では、主に鍋物をいただきました。

まずご紹介するのは「カムイオハウ(アイヌの熊鍋)」です。
北海道で採れた根菜の上に、脂身たっぷりのヒグマ肉が乗っています。

左上の赤いお肉が北海道のヒグマ
脂身と根菜、特に春菊との相性が抜群!
火が通ると豚バラ肉のような見た目と食感になります

熊はアイヌの神々であるカムイの中でも代表的な存在。人間の世界に毛皮や肉を与えにやってきてくれるありがたい神さまと言われているそうです。すべての食物に、あらためて感謝の気持ちが沸き起こります。

次にいただいたのは、「ゴールデンカムイ」ファンなら一度は体験したい!「イゼボ(ウサギ)のチタタプ」です。

チタタプとは、アイヌ語で「私たちがたくさん叩いたもの」という意味。肉や魚を小刀で細かく刻んで食べる料理のことです。「ゴールデンカムイ」では、山田杏奈さん演じるアイヌの少女・アシㇼパが「チタタプチタタプ」と言いながらお肉を刻むシーンが有名ですね。

見よ! これがあの「イセポ(ウサギ)のチタタプ」だっ!

ウサギのチタタプを丸めた肉団子。ヒグマに比べて脂肪分が少なく、味はあっさりめ、そして弾力があります。「タンパク質が豊富そうなお肉だな」といった印象でした。濃厚な味噌スープとの相性がとてもよかったです!

お肉だけじゃなくてお野菜も新鮮で美味でした!

ヒグマやウサギといった、普段あまり口にしないお肉をいただくと、不思議とその動物が生きている姿を思い浮かべながら食べている自分がいました。これはスーパーで売っている鶏肉や卵、牛肉や豚肉を食べている時にはない感覚です。

アイヌの方々は、「すべてのものにカムイ(神)が宿っている」と考えているといいます。ほんの少しですが、アイヌの方々のそんな精神の一部をも、一緒にいただいた気持ちになりました。

弟子屈にも、アイヌ民族の歴史や文化を伝える「アイヌ屈斜路コタンアイヌ民族資料館」があります!今年の営業開始は4月10日から。弟子屈を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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