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いつまでも「学べる人」でありたいと思った話。

『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』を観ました。

レギュラー放送当時、リアルタイムで観ていた世代なのでね。もうめちゃくちゃ懐かしかったです。

KinKiの二人がまったくのギター初心者だった頃を見ていたから、番組内で演奏された、『落陽』での剛くんのギターソロにはグッとくるものがありました。こういう時間の流れを感じられるものに、弱いのよ。


そして、なにより、吉田拓郎さん!

ちょうど番組を始めた頃、50歳くらいだったんだって。今の私よりも上の年齢で、新しいことに挑戦して、いろんな人に出会って、それが以降の作品づくりや自身の人生に影響を与えたのって、ホントすごいなって思います。

吉田拓郎さんが素晴らしいなって思うのは、「若い子たちから学んでる」って、いつもおっしゃってること。年齢問わず、性別問わず、いいところは認めて、さらにそこから吸収しようとする姿勢は尊敬に値します。

学ぶってことは、素直に相手の才能を認めるってことだもんね。

これさぁ、簡単なようで意外とむずかしいと思うよ。人間って、どうしても、嫉妬や羨望の感情があるからさ。なんでアイツにできて、俺にできないんだ!って、つい思っちゃうもん。

素直に受け入れる心って大事だね。私も見習わないとな。


あとね、『落陽』に関しては、当日になって、拓郎さんが「半音上げよう」と提案されたらしい。とある番組内の、たった数分の演奏だけど、妥協しーひんのやなぁって。

そういう常に良いものを追い求める姿勢が、何十年も第一線で活躍してこられた理由の一つなんだろうし、逆に今回、卒業を決められた理由なのかもしれんよね。

自分に厳しく、他人にも厳しく。時には“わがまま”って言われることもあるやろうけど、ちょっとくらいわがままじゃないと、よい作品というのは作れないんやろなって思う。音楽でもお芝居でも文章でも。


そう、文章もね。

「なんか違う・・・」って思ったら、一からガラッとやり直す勇気が必要なんじゃないかと、最近よく思います。

私の場合、一度書いたものは、どうしても残しておきたい気持ちになっちゃう。自分なりに考えて、時間をかけて書いたものだしね。

でも、そんな書き手の苦労って、読み手にはどうでもいいんだよね。読む人がわかりづらくなったり、ダラダラとした印象を与えてしまうのであれば、バサッと削ったほうがいい。なんなら一から書き直した方がいい。

とはいえ、そのボツになった文章が全くの無駄になるわけではなくて。それを考えていた自分の思考は、決して無駄じゃない。また、別のテーマで書くときに生かされるかもしれんしね。

そう思って、また次の文章に向かっていく。書くって、それの繰り返しなんかもなー。なんて。

『LOVE LOVE あいしてる』の話から、全然違うところに着地しちゃった。ま、いっか!

それでは、またー!


番組内で女優の奈緒ちゃんをゲストに迎え、演奏された曲。
1970年の作品なのに、いま聴いてもなんだか新鮮な感じがする。そんで、明日からも、がんばって生きていこうって気持ちににさせられる。


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