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りりちゃんの更生プラン

頂き女子りりちゃんに懲役9年の判決が下りた。

まあ、被害の大きさからすると妥当だと思う。
りりちゃんは実の父親からDVを受けていて、それで、金を巻き上げたおじさんたちのことは人間と思って接してなかったそうで、そういった生育環境に起因する認知の歪みの面では同情するが、まあ被害が大きい。

それで、殺人未遂で計9年6ヶ月服役した者としてりりちゃんの更生プランを考えてみた。

まず、前提となるのは、
「日本の刑務所は更生はやらない」
という「事実」である。
りりちゃんの場合、実家との環境調整や認知の再訓練が肝要となるのは明らかだが、それは日本の刑務所では手掛けない。

よって、ただ刑務所に収容されるだけではりりちゃんは更生しない。
出てきてまた同じようなことをやるだろう。

刑務所では更生しないのは「事実」である。
日本の場合、刑務所から出所した人の半数近くは再犯する。
刑務所が更生をやらないからだ。

では何故私が曲がりなりにも社会適合したのか?

それは、服役中に400冊本を読んだからである。

刑務所では自腹でも本が買えるし、借りても読める。
時間は有り余るので、その気になればいくらでも読書できる。
刑務所には認知が歪んだカス野郎しかいないので、会話は益にならない。読書していた方が更生には役立つ。

かのスーフリ事件の和田サンも、服役中にものすごい量の読書をして、自分を変革して、社会に適合しているらしい。

あとは私の場合図書計算工場でのお仕事が非常に役に立った、刑務所の精神科医が私の病気を寛解させてくれたということはあるが、これはレアケース。
同じことを期待してはいけない。(実際にそんなケース聞いたことがない)

ということが、実体験から言える。
誰かりりちゃんに伝えてもらえませんかね?

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