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みんなのレッスンnote*人と仕事をする*

・今回のmemo

そのひと全体から〜
今ここを活きる。

アレクサンダー・テクニーク
(自分のつかい方)からの学びを
共有したく、綴っています。



5月の連休に比叡山の麓にある
養福寺さんの宿坊にて

今、わたしが通っている
ATの学校(アライアンス)の
合宿がありました。

わたしは養福寺合宿は初めての参加だったので、どんなかとワクワクしていました。

まず、環境がと〜っても好かった♡
比叡山のモリモリな新緑から
吹く風がなんともいえない心地好さ〜🌿

それだけで
からだがいきたい
方向性へ広がっていきます~


みどりさん(先生)から
今回の合宿のテーマのお話がありました。

「人と仕事をするということ」

みどりさん・トレーニー生・アシスタントの卒業生・スタッフの原田さんと二泊三日、
ここの宿坊で過ごします。

二日目の夕飯は、トレーニー生を中心に
アレクサンダー・テクニークを応用しながら、皆でご飯を作ります。

そこにいくまでに
いくつかのエチュード(ATの原理を元にした練習曲のようなもの)をしていきますー。

・Leading&Following
(リードしながらもフォローしていく)

・Activity(身体の中の動きからの活動)

(詳しい内容は割愛しますが)
エチュードを通して、リーダーでもフォロワーでもない状態を体験します。

料理をするアクティビティもしました。
ATを応用しながら、野菜を切ります。

そこでいつでも前提にあるのは

・自分全体
・相手、または道具全体
・空間・世界全体

を含んでいることです。

ここで気をつけたいのは

相手または道具と一体化にならず
いつでも自分自身で在ることです。
これは教師であっても生徒であっても。

野菜を切る場合
道具(包丁)のどこが作用するのかを
みていきます。

道具(包丁)を持つときは
(親指からではなく)
小指・薬指・中指から持ち
人差し指・親指はそえる感じ。

そうすることで
小指から肘がつながります。(尺骨)

(手首を捻じ曲げて、小手先で動きが起こらないよう)手と手首と肘の関係性をみて、
平行となるように動きます。

そうすると、肩の骨格構造で
動くことができます。

利き手とおんなし足を後ろに引くと
身体は斜めとなり、真っ直ぐなカウンター前でも手から肩にかけて、らくに動きます。

詳細をみていくと包丁には
和包丁(引いて切る)・西洋包丁(押して切る)・万能包丁(どちらでも)とあります。
それをみてみます。

わたしは「野菜を切る」というアクティビティを実践して体験してみて、色んな気づきがありました。

まず、わたしは、料理に関しての
習慣がとってもつよいということ。
日々、ご飯を作っていて、習慣にまみれています。(日々、ATを意識しているとはいえ)

小指側を意識して「野菜を切る」ことは
いつもと異なるので、とても違和感がありました!(いつもは親指側に力みが入り、前腕や肩に緊張が走っているのに気がつきます)

とはいえ、力を入れやすく
手だけで切っていません。

そして、利き手とおんなし足を“後ろへ引く”
ことで、手首を捻じ曲げなくてもいい〜

包丁は野菜を切るのに、引いたり押したりをくり返しますが、包丁を持ち上げなくともいい。切るときに力をいれて、その後は力を弱めてスライドさせるといい。

(違和感はありますが)
気もち的にはしずかで楽チンです。


いよいよ、皆で夕飯を作ります☆

つづく…

2023/5/6/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように  :))




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