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記事一覧

AIと「短編小説で対決」してみた

 あいかわらずAIで遊んでいる。いや、ここは勉強している、と、公言したい。(仕事もしている…

倉光徹治
3か月前
9

AIに「自作の短編小説」を「漫画」化させてみた

 2023年の秋ごろから生成AIで遊んでいる。  MidjourneyやFireFlyなどの画像生成系だ。  C…

倉光徹治
4か月前
49

北緯45度の身体スケール

 夏の休暇を北海道で過ごしている。  八月十六日、今夜、台風10号が道西の海上で温帯低気圧…

倉光徹治
4年前

黒しか着ない

黒い服しか着ないですよね、と、言われた。 仕事(映像の撮影)の合間に、昼食をとっている時…

倉光徹治
4年前
6

過去から未来を夢想する

 伝わるかどうか分からないが書いてみる。  過去を思い出す。床につき眠りに落ちる前が良い…

倉光徹治
4年前
2

天井の猫

 子供の頃、両親が共働きだったので、祖父の家に預けられていた。  生まれてから3歳までの…

倉光徹治
4年前
2

口角の作用

 ある人から、口角を上げてみてください。と言われた。  どうしてですか?と答えると、その方が素敵に見えるからです、とその人は答えた。  私はいまさら自分が素敵に見えようと見えまいとどうでもよいのだが、と内心思ったが、その言葉が妙にひっかかった。  確かに写真に写る時、自分では笑っているつもりなのに、写った写真を見ると憮然としていることが多い。  こんなに不機嫌なはずはなかったのに、と思うことがままある。  それは子供の頃からずっとそうだった。  ことあるごとに機嫌

濁り

 歳をとるにつれて濁る時間が早くなってきた気がする。  濁りとは抽象的な意味での濁りだ。…

倉光徹治
5年前
4

コーヒーアンドシガレットマイナスシガレット

 煙草をやめてしばらく経つ。6年か。  やめた理由はいくつがあるが、まとめてしまえば吸う…

倉光徹治
5年前
6

continuity

 PCのファイルを整理していたら10年前に書いたコラムが出てきた。  CMの企画を考える作業は…

倉光徹治
5年前
6

猫と話す

10年ほど猫と暮らしている。 名は春琴という。もちろん谷崎潤一郎の小説の登場人物が由来であ…

倉光徹治
5年前
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打ち合わせで決まらないモノ

 この数年、多くの表現物に対して、なんとなくそれが打ち合わせを経て制作されている結果のモ…

倉光徹治
5年前
5

時代のうねりの中で

 夕方、仕事の空白が30分ほど生まれたので、スターバックスでコーヒーを飲んでいたら、隣の席…

倉光徹治
5年前
5

子どものころに見た夢の話

子どものころに見た夢を覚えている。 不思議な夢で、抽象的な夢だった。 熱が出ると必ず見るのだが、モノのスケール感がバラバラになり、自分が原子の世界に迷い込むほど小さくなったかと思うと、逆に、今度は自分の体が肥大化し、無限の彼方に飛んでいくようなミクロとマクロを行き来するようなイメージの夢だった。  初期のコンピュータグラフィクスのような質感の球体が巨大化し圧迫してくる。かと思えば、グリッドのラインで挟まれた空間で、重力が逆転し、天井に向かって引っ張られることもあった。