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win win経営

世の中には変わった人がいる。
もしかしたら、僕の方がおかしいのか?って言うぐらい素っ頓狂な事を言う人がいる。

「飲み放題2時間1400円って事は、1時間で700円で良い?」
はぁ?

「これレギュラーサイズで500円。半分にしてもらって250円で良い?」
はぁ?はぁ?はぁー?

もう秋にもなろうと言うのに、本当にあった怖い話をしてしまいました。
申し訳ない。

ギャグなのかと思うけれど、目がマジだから、全然笑えない。
正直、何でそう言う発想になるのか理解に苦しむのだが、答えは単純。
「考えが至らぬ人」なのである。
もしかした数字至上主義で、1は1。10は10にしか見えず。
1の中身がどう構成されて1なのかを考えると言う理解がないのかも知れない。

万が一、この記事を見てくれてる人の中にも「何で時間や量が半分で、値段も半分じゃいけないの?」と言う狂気じみた方がいるかも知れないので、ご解説。

飲み放題2時間とは、2時間と言う枠の中で、お客様が飲むペース、飲める量、勢い、フードとの兼ね合い、勿論得してもらえる境界線を算出して、その値段なんであって、結果お互いにwin winになれる様に仕組まれた設定なのである。
1杯目と2杯目のペースと、9杯目と10杯目のペースは違うし、この時間で食べてもらえるフードの量もふんわりと感じ取って、その値段に落ち着かせる訳である。
1時間タイムアタック!の様な発想で飲み放題が成立する訳がないし、もしその交渉を持ち込んでくる様な人間は、「自分が気持ち良ければ良い」と言うマスターベーションの様な発想で、それが店側にプラスかどうかも理解出来ないお馬鹿ちゃんなのである。

フードにしてもそうだ。物によっても違いはあれど、レギュラーサイズもハーフサイズも、人が作ると言う手間では何も変わらず、そこには人件費(厳密には電気やガス代etc..も)が同量発生しているのだ。
半分作るから人件費も綺麗に半分になると思っているなら残念ながらマジで残念な人なのである。
(なので、この理論上 レギュラーサイズをダブルにしても値段は綺麗に2倍にはならない。むしろ少し安くなる事も説明がつく。)

きっとこう言う人は、「少しでも安く。」「ちょっとでも得したい。」みたいは考えなのだろうが、それならコンビニで缶ビールとツマミでも買って自宅でお疲れ一杯でもしていれば良かろう。一番安上がりでコスパも良い。

結局は、人と言う存在を雑に扱っているのである。
そこに人がいる意味、温もり、有り難みを排除して、自分のオナニー目線で店や資本主義を考える人間が僕は本当 苦手である。
そんな人間を「ありがとう。ありがとう。」してあげるほど僕は優しくはない。

お客さんと僕らスタッフは対等。
誰が神様でもない。人間対人間。
スタッフにもそれは伝えてある。

ヘコヘコしてまで好かれる意味などない。
僕らも笑う、得をする。
お客さんも笑う、得をする。
関わっている人間たちが皆で得をしてこそ長続きする経営だと、資本主義だと思う。

皆様の隣のヤバイ人にも是非言ってあげてほしい。
「安く安く。得だ損だ。恥ずかしいよ。だからモテないんだよ。」って。(モテないは正直関係ない。すいません。)

そんな見えない価値のお話でした。
皆さま、素敵な週末を。

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