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アルコール依存症と離婚問題:離婚大国の日本社会に潜む闇

アルコール依存症については、あまり世間で知られていないのもありますし、一般的に、問題に直面してしまった際に「ウチの関係者がまさか!」と言う態度しか取れないので、結果として後手後手に回ってしまい、家庭がそして社会が混乱してしまうのだと思います。そこで、ちょっとした実例を挙げて、アルコール依存症に関する問題が抱える奥深さをご紹介したいと思います。

因みに、アルコールに関する問題が「少しでも」脳裡をよぎって離婚を考えるようであれば、アルコール依存症を疑ってみるに越した事はないです。「少しでも」と言う部分が大事。トップ画像は、「久里浜式アルコール症スクリーニングテスト」です。貴方の理解が家庭崩壊から身を守る場面も多いです。無知は傲慢。

<参考>

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以前、インターネット上の、ちょっとした掲示板で、「離婚をしたいので経験者にお話を伺いたい」と言うトピックが立てられていました。「夫が仕事をすぐに休むし、更に言えば、酒癖が悪い。1歳8か月の息子がいるので離婚に踏み出せないのだが、夫との喧嘩を目の前で見せてしまっていて悪影響を与えているとも思う。離婚してさみしい思いをさせないかどうか不安。」と言う、まあ、どこにでもあるような相談内容でした。

私、「酒癖悪い」と言うキーワードを見つけたら、大抵は、「アルコール依存症」と断定するんですよね。

なので、こういうお話をしてみました。

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