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友達を大切に

こんにちは。伊藤です。

本日は天皇杯の試合の関係のお仕事で都内に来ております。
サッカーに関わるお仕事をさせてもらえることに幸せと、
もっと多くの面で携われるようにしたいという気持ちを感じています。

さて、今回は「数値化の鬼」という本を読んだ感想と
自己の振り返りを徒然なるままに書いていきます。

数字と目標達成

僕の苦手なこと。
その1つが「具体的な目標を立てること」です。
(この本は僕の苦手なところをバチバチに刺してくる本でした。笑)

例えば、
「今月の目標は〇〇件の連絡をする。」
「半期は○○回を達成しよう。」
のようなものが挙げられるでしょうか。
つまり具体的な数字を出して目標を可視化し、やるべきことを明確にさせることがあまり好きではなく、その苦手意識を払拭できずにいます。

なぜなのかを考えていくと、
①そもそも数字が好きではない。 ②目標を立てるのがそもそも下手。
というところにいきつきました。

人生死ぬまで「自由」に生きていくことを目標に掲げている自分にとって
具体的な数字は、自分を縛るような、囚われるような感覚を生むためです。

ただ、目標を達成する、課題を克服するためには、目標までの距離を定性化するだけでなく定量化しておくことは間違いなく必要です。

具体的な目標が逃げ出せない環境ややるしかない状況を生み出し、
それが具体的な行動を生み、具体的な行動が目標達成を引き寄せる。

当たり前のようですが、シンプルに難しいことでもありますよね。。。

目標設定をさぼる

僕の職場は接客業が基本の形態のため、お客様がいつお店に来るのか、
いつ電話対応となるのか、予約のお客様を除いて随時の対応になります。
そのため、その日の予定をあらかじめ決めておいたとしても、
たまたまその日のお客様の人数が多くなってしまった場合、
まったく手を付けられずに何も進まなかったという事態もあります。

スケジュールを立ててもその通りに進まない。
そんなことが続いたらめんどくさがりの僕は、
「今日はこんな感じでいこう。」
と予定は立てたとしても、具体的な数値は出さないようになりました。

やはり、数値で表した具体的な目標、
つまり定量的な目標がきちんと定めれていない場合、
自分が今日、今週、今月、今年達成するべき目標がブレてくる、
もしくはギリギリのところで帳尻合わせするかの如く急ぐ羽目になり、
結果的に成果が出せない状態が続くことになりました。

自分から逃げる

結果が出せない状態が続く、うまくいかない状態が続くということは、
内部的に自信ややる気を奪い、外部的に信頼や裁量を失っていく。
そうやって自分が今なぜここにいるのかを見失う日々が続きました。

自分のことを見失い、自己嫌悪の日々はそういった目標を自分から
どんどん遠ざける状態を加速させました。

「とりあえずこれをやっておこう。」
「どうせ無理だからこれくらいでいいか。」

その場しのぎ、見せかけだけの仕事。
それらしきことや思いつきで生み出した仕事でいっぱいにし、
忙しい自分を演出してやるべきことをやらない。

そうやって本来の自分から逃げる
ような状態が続いていくことになります。

とりあえずやる

そんなダラダラとした状態を変えたいと望むようになっていた時、
繋がりを持たせていただいている企業とのイベントを開催しました。

イベントは自分が予想していたより上を行く盛り上がりを見せ、
同時に自分は何を望んでいるのかを見直すきっかけになりました。

では、望むものを作るために必要なものは何?
ということを考えると、まず必要なものがはっきりしました。
それは、自分が避け続けてきたことが重なって
全く積み上げられてこなかったものが多くを占めていました。

なぜやらなかったのか?を突き詰めていけば、
内発的なものが原因であり、言い訳ばかりの過去の自分に原因があります。

だから、数字で目標を置いて、これだけは最低でもやる。
そんな状態を無理やり作り、定量的に判断できる環境を創りました。

内発的なものなど関係なく、そこにあるのは
ただ、やるか、やらないか。

全くシンプルな問いになりました。
とりあえずやろう。
うまくいかないとしても、それを分析して再度挑めばいいだけ。
そういったマインドを作れたのは大きな要因です。

変えられるものを変える

ここで学んだことは、

変えられるものを変えようとしたものだけが変われる

ということ。
変えられないものに対してどれだけ強く働きかけても変わらないけど、
自分の心や行動は、考え方次第でいくらでも変われる。

であれば、まずは自分で自分を変えることから始めることが、
今の状況をよくしていくことに繋がっていく。
そう信じてとにかくやってみる。それのみですね。

その精度を上げるために、数字での定量的な目標を掲げるのであって、
それ自体が目的になってしまわないように気を付けながら。

数字と友達になります。
その友達を大切に、目標を叶えていきます。

数値化の鬼という名の当たり前を武器に。

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