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一般サラリーマンが最短で資産1億円作るには何年必要か

大卒都内サラリーマン男性1人暮らしが資産1億円作るのは
いったい何年かかるのか考えていこうと思います。
今回は一生涯独身と仮定。


1.前提条件

1-1.年収について

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると
日本人の平均年収は433万円でした。
年収433万円の手取り額は342万円です。
つまり、28.5万円/月になります。


1-2.1人暮らしの1ヶ月の平均生活費

1人暮らしの1ヶ月の平均生活費は158,817です。
総務省統計局公表の「家計調査2021年度(表番号1)を参照
住まいの家賃はこちらで勝手に決めました。

生活費の内訳
・食費:38,410円
・家賃:62,000円(江戸川区1K平均相場)
・水道光熱費:11,383円
・家具/家事用品:5,687円
・被服及び履物:4,606円
・保健医療:7,625円
・交通・通信:12,000円
・教養娯楽費:17,106円


2.貯金and投資に回せるお金

28.5万円/月に対し、生活費が約16万円
つまり、残高12.5万円が貯金and投資に回せる
お金になります。
ここで問題になるのは、いくら貯金して、いくら投資に
回せばいいのかです。
貯金額に関しては、月の手取りの最低10%は貯金することをオススメ。

28.5万円の10%→2.85万円
ここではきりよく3万円を貯金に回します。
残りの9.5を投資に回します。


3.資産1億円シュミレーション

20年間で資産1億円作るのには利回りがどのくらい
必要なのかシュミレーションしてみると(表1)
年利13.2が必要

表1 20年シュミレーション

次に30年間で資産1億円作るのには利回りがどのくらい
必要なのかシュミレーションしてみると(表2)
年利6.4が必要

表2 30年シュミレーション



4.まとめ

・シュミレーション結果より30年間で資産1億円作る
 ことが一番現実的。
・一般サラリーマンが資産1億作るには2030は必要。
・残念なことに日本の金融機関のみで資産1億円
 作るのは無理
・日本円のみの投資は絶対NG
・オススメの投資先候補としては、税制面に優れている
 地域での投資やヘッジファンド
 外資系金融機関でドル建てを活用すること。

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