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つみたてNISAやらない理由

近年、「貯蓄から投資へ」が強まり
つみたてNISAやiDeCoを国が推すなか既に始めている方
始めようと検討している方が数多くいると思います。
今回はつみたてNISAの
"やらない理由"について解説していきたいと思います。


1.結論

・やらないよりやった方がマシ
・つみたてNISAは投資初心者でも勝てる仕組みになっている
・1万円/月程度で始めるなら自己投資した方がリターンが大きい
・効率よくお金を増やすことに意識を向けよう



2.つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAをやる・やらない関係無くメリット・デメリットは
覚えておきましょう。

メリット
・少額から積立可能
・20年間の非課税期間
デメリット
・上限金額がある
・元本保証がないため、株が大暴落した場合に元本割れのリスクがある



3.つみたてNISA平均利回り

図1 つみたてNISA平均利回り(千葉銀行より)

過去20年のパフォーマンスを見ても4%/年でいいところ。
増やすためにやるなら魅力度は普通レベル



4.1万円/月 4%/年 20年積立シュミレーション

図2 1万円/月 4%/月 20年積立シュミレーション

20年間で126万円しか増えない。
6万円/年ペース。
節約の範囲内、、自己投資して方がマシ!!



5.3.3万円/月 4%/年 20年積立シュミレーション

図3 3.3万円/月 4%/月 20年積立シュミレーション

20年間で418万円しか増えない。
21万円/年ペース。
節約に範囲を少し超えた!!やる価値あり?



6.国内金融商品は極めてレベルが低い

図4 日米投資信託平均利回り(金融庁資料より)

米国の投資信託は平均5.2%/年
つみたてNISAよりも約1%も高い。
この数字は平均で優良商品を選べば6〜10%/年を出している
投資信託は多くある。
国内金融商品は極めてレベルが低い



7.投資初心者の大誤算

・非課税
・手数料が安い

この言葉が商品選択の優先順位において
あまりにも高すぎるという点。

1番大切なのは
・いくら増えて
・いくら手元に残るか

確かに、、
その上で非課税や手数料の話になってきますね。
増えない商品に非課税は豚に真珠だ。



8.投資初心者でも勝ちやすい仕組み

図5 厳選された商品(金融庁資料より)

つみたてNISAで選択できる商品はインデックス型で販売手数料が
ほぼかかっていない商品が対象になっている。
そのため、誰が買っても勝ちやすい仕組みになっている。
(販売手数料が利回りにもたらす影響は大きいですね笑)



9.こんな人につみたてNISAはオススメ

投資をする上で必要なのは目的です。
(なんのために投資をするのか)
Ex)老後資産や子供の学費

こんな人にオススメ
・目的金額に対して1,000万円不足してる人

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