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「普通A」と「普通B」は異なる 医療現場と企業をつなぎたい(ただしBRAIN PICKINGではない)

この年末年始で読書をしたり、人に会ったり、帰省したりして改めて自分の普通と自分の普通は違うんだなと改めで実感しました。

それは是非や善悪の問題ではありません。違うからいいんじゃない、違うから世の中回るんですということです。

以前も普通についての記事を書きましたが

普通が普通でないというのは他の文化や他の考え方について触れないとわからないのです。

・海外旅行した時
・部署が変わったとき
・結婚した時
・進学したとき

などなど
色々な違いを感じて 自分の普通が普通でないんだなーということを感じやすいです。

医師は他の普通に触れにくい

にも書きましたが
【日本では、医師になる一般的なコースは高校卒業後に医学部に入学して、医学部内のクラブに入って、病院で勤務してというステレオタイプがあります。

病院の規模や特徴はありますが、一般企業では学部も経歴も多様性があるのと比べて、医師では画一的な経歴を経ている人が多いという特徴があります。

特に、僕のようなオッサン世代では、卒業大学や地元の医局に入ることが【一般的】だったので価値観の振れ幅が非常に少ない世界で生きていくことが多かったという特徴があります。】

【一般的には医師は「いわゆる」頭の良い人の部類に分類されることが多いと思われます。実際に、受験なども過剰な競争とも思えるくらいの状況で どうしても決められたタイムフレームの中で効率的にあるレベルまでに到達する勉強をしてきている人たちの比率は高いと思います。

大学に入っても私の世代とは大きく異なるくらい吸収すべき知識量も多く、かつクラブ活動なども医学部限定のクラブに所属することが多いため、寄り道や他分野とのクロスをしにくいという現実があります。

そして、そのまま医師になり更に忙しい仕事に追い立てられることになります。 勿論、患者さんの生命やQOLに関与する仕事では、新しい知識や経験の吸収を素早く行い、それを現場で応用するという仕事の分野においては、やはりそのような無駄の無い仕事遂行能力は第一条件として必要となります。しかし、単一のギルドの中で生きることによって視野の狭窄がおこってしまいます。

そして、勤務医医師で病院の部長になったような先生だと 部長会議などで数字を見せられたり 病院や他のコメディカルの人事関連などもケアしてきているかもしれませんが そこまで到達せずに開業する先生方も多いので どうしても経験や知識がないままクリニックのトップになるのです。 

企業だと いろんな経験やマネージメントなどを行って経験を積み徐々に責任の大きなマネージメント層に登っていきますが クリニックでお若いうちの開業する際にはいきなり平社員から社長に大抜擢されるようなものです。

つまり普通の基準が異なるのです。偏りがあるということを知っておくことが大切なのです。平均的な人というのは世の中にほとんどいないので我々の当たり前が当たり前ではないグループの方々がいるということを知っておくことが大切なのです。

違いがあるから人類は発展した


だからこそ世の中が回るのです。 自分で行うよりも他のプロに任せたほうが結局は早いということがあるのでお金などの対価を支払ってプロの力を借りるわけです。
大企業だと、内部に様々なプロを雇用して社内で融通しあっているのです。

医療の場合も
異なる診療科ごとにプロの意味が異なります
同じ診療科内でも職種によってプロの意味ことなります。ですのでCOMEDICALというのです。


医療は孤島

しかし、医療従事者やそのインサイトというのは他業種から見るとアクセスがしにくいのです。

そういったことでm3.com社のMRくんというサービスは高い収益率を誇っているのです

にもあるように
【製薬企業がMR君に群がる理由は2つある。まず、情報提供にかかるコストを数十分の1に抑えられることだ。従来のMRは、忙しい医師の空き時間に情報提供を行うことがほとんどだった。医師の診察や会議の間など、膨大な待ち時間が生じるにもかかわらず、数分しか面談できないこともある】
医師をはじめとする医療従事者は患者さんの診療時間には対応ができないのです。

・そして医療機関に働いている医療従事者のほとんどは人体や人体を扱う仕事をしており、それ以外の分野をUPATEする時間的リソースはないのです。

・それに医療機関は収益構造があまりよくないということもあり経済的リソースも潤沢ではないのです

そうなると普通の業界では当たり前のようにRENEWALされるようなものが、現場ではため息になっているような慣習がそのまま踏襲されていたり、単一ギルドで当たり前になっているが故に疑問さえ生じない状況になっているものが多数隠れていると思うのです。

そのような ため息に気づいた方の言語化さえあればそれを解決できるものは世の中にあるはずです。または、それを解決できる企業やスタートアップはたくさんあるはずです。

スタートアップや企業の課題


スタートアップは何か世の中の課題を解決したいと思って独立、または社内事業として事業を探しております。

しかし、ため息があって起業してそれに邁進しているスタートアップには当てはまりませんが
・技術を確立して現在の事業ドメイン以外で医療ビジネスを探しているスタートアップ
・企業の長期的存続をかけ社内スタートアップ的な事業を担当している方々にとっては 事業のSEED(社会課題やため息)を探すのが一番の仕事なのです。

これまでもたくさんIDEAあるのでは?


もちろんこれまでも先進的な医療従事者の方々が、スタートアップを目指しピッチコンテストなどで投資を受けたりしております。もちろん素晴らしいですし、そういった方に医療を引っ張って行ってもらいたいです。

しかし、多くの医療従事者にとってはそういった医療従事者は宇宙人です。同じ医療に携わっていても同じようには見ておりません。

大谷選手を見てプロの野球選手がサインをもらいに行くように同じカテゴリーにいても全く別レベルなのです。

私がNYAUWでやりたいことというのは


自己紹介「医療や開業医のため息】をまずは自分のために解決したい。  その【ため息】にご理解頂け、前に進もうとされる先生とチームを組んで行きたいです」 にもあるように 

・自分でスタートアップをバリバリ発展させているような先生ではない
・ため息がある
・なにか前に進みたい
そんな先生方の背中やおしりを押したいのです

そういった先生の再生産を促すために、一緒にアドバイザーやコラボレーターとしてともに協業してほしいのです。

そういった際に、単にIDEAのBRAIN PICKINGして終わりではなく、その裏側にもあるインサイトを企業側も聞いていただき、ともに勉強して成長してかつ経済的にも成功する深いビジネスモデルの並走伴走者として医療従事者の活用をしていただきたいのです。

ぜひ登録お願いします

医療従事者の方々の当たり前の中に企業にとっては大切なSEEDが隠れているかもしれませんのでそこを表明してほしいのです。


今日はここまで


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