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音楽家に必要なパーシスタンスとは【音楽家コーチング™】

ナポレオン・ヒル

ご存知ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」の著者です。この本は1億部売れていますが、私が大学生の頃は数千部止まりでした。まだインターネットが始まったばかりだったからです。穴が空くほど読んだ音楽家だけが成功できると師匠と師匠の師匠に教わりました。本当に穴が空いたページがあります。もちろん目力で穴が空いたわけではなく、めくりすぎて擦れて破れただけです。そのページがパーシスタンスです。

パーシスタンス

日本語訳を読んだことがないので、どう訳すか分かりませんが「粘り強さ」「固執」とでも訳しましょう。

要約

要約すると「成功するには粘り強さが大切だよ」ってことが延々述べられています。私自身粘り強い方なのですが「まだ足りない」と思いながら、何度も読み返していました。

例があり、メタファー(隠喩)として「ブロードウェイ」が使われています。1900年代初頭の本ですので、アメリカの夢の場所として描かれています。そんな場所のステージを踏むためには・・・的な成功への道のりの隠喩として話が進みます。(最新版はブロードウェイの代わりにハリウッドが使われてる版もあります)

間違って成功

この本自体が「思考が現実化する」という本で、具体的にイメージして本格的に繰り返せば願いが叶うという、「現代では当たり前の脳科学と心理学」をくっつけた内容なのですが、20歳の私は知るよしもありません。そのメタファー(隠喩)をそのまんま繰り返し頭にたたき込んだので、なんと自分の夢ではないのに「本に書いている通りに」本当にブロードウェイに立ってしまいました。それが1996年のレントというミュージカルです。

私自身、大学時代はメジャー・デビューを24歳までにするという夢だけを追いかけてしましたが、その過程で脳内をこのブロードウェイにハッキングされてしまい、そっちの思考が現実化してしまいました。

これは笑い話としてアメリカのたくさんのコーチング本で私のことが語られています。

分かるでしょうか?もう一度説明しますね。

本自体が思考が現実化する方法が記載してあり、その中の別の話の例を現実化してしまったという落語のような話です。

楽勝

笑い話のような落ちとは言え、この原理を一度経験してしまうと後は楽勝です。同じ事すればいいわけですから。粘り強く、決して諦めない、何度失敗しても、いくつになっても、どれだけ周りが敵になっても、何を言われても、何をされても・・・そんな精神があればお茶の子さいさいです。

まとめ

「本を書け」ち出版社がうるさいのでブロックしていますが、クライアントが「本を書いて欲しい」といってきました。大事な所だけでもまとめといた方がいいような気もし始めてます。

noteをお読みくださった方のご意見もお待ちしております。

津本幸司

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