親ガチャ

親ガチャにハズレた音楽家の運命は変えられない・・・というのはウソなんです。「必然性」というのは存在しないんです。全部「偶然の産物」なんです。

偶然とは

「偶然」ってなんでしょうか？　一つのコトと別のコトが起こった結果です。例えば自分の思惑と自分の行動の結果も偶然の一種です。

だから、自分で「偶然」は変えられるんです。だから運命も変えることができるんです。

どんくさいことも

たまにどんくさいことをしてしまいます。どこぞの音楽家も転んで骨折したり1982、工具をいじっていて指を切ったり1993、育てようとした従業員に売上を持って逃げられたり2008、セクハラされている学生の相談役になっていたら加害者が立場を危ぶんで先回りして「こいつが脅迫してきた！」とメディアに言ったり2021・・・まあ、どんくさいコトをしてしまうものです。

でも、これも自分が作った「偶然」なんですよね。

だから

自分が作ろうとしても、作ろうとしなくても自分が偶然を作ってるのでこう考えるんです

まぁ〜、いいってことよぉ〜♫

この考え方で運命が柳のようにしなってくれます。

他人の運命も変えられる

ただ、自分の行動で他人の運命も変えることができます・・・てか、変えてしまっています。

すべて偶然

すべてが単なる偶然の積み重ねであって、最初から決まっている運命なんてものは存在しないんですよね。

昭和の話です

量子力学的な数学の話と思うでしょ？　確かに今は量子力学で上記を説明している人が多いのは事実です。

私もちゃっかり量子力学と仏教を組み合わせてワークにしてしまいました。4月8日発売です。

でも、こんなのは昭和初期に語られていたことです。

九鬼周造ですね。

今の時代は安く読めるんですね。私は高校生の頃、放課後、同志社国際高校からバイクで京都の図書館まで行って読みました。リミッター外した原チャリで、長髪で、ノーヘルで、ギター担いで、タバコを吸いながら・・・当時は本は高いし、検索できないし、冊数も少なかったんです。

まとめ

言いたいことはたった一つ

「親ガチャ」とか「運命」とかで落ち込んでる音楽家を見ると

「え、九鬼読んでないんじゃないの？」

と、思うんです。

公園の水飲み場があるのに、喉渇いて死にそう！金がない！と言ってるようなものです。

なんとなく分かるでしょうか？

日本の音楽家を応援しています。

津本幸司