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鷹山仁が東京国際映画祭に乱入して仮面ライダーアマゾンズ魂を語るゾン|谷口賢志note

劇場版『仮面ライダーアマゾンズ』が、光栄なことに東京国際映画祭にて上映され、作品を応援してくださった皆様が集まってくださり、戦友たちが登壇し語るということで、これまた光栄なことに、完全サプライズで乱入させていただきました。幸せな時間でした。

詳しくは、動画で観れるのでそちらをご覧いただくとして、『仮面ライダーアマゾンズ』や、私が演じた「鷹山仁」について少しだけ話させていただきたいと思います。

私が幼い頃、テレビの画面の中には、日常の常識を覆すキャラクターが大活躍し日常を彩っていました。それはある意味では非常識だったのかもしれません。

アラレちゃんも、ラムちゃんも、ケンシロウも、悟空も、キン肉マンも、聖闘士星矢も、日常の常識なんかでは測れない生き様を私たちに魅せて楽しませてくれたました。翼くんが遠くからボールを蹴り若林くんまで届けてしまう凄さに感動しました。しかし、悲しいことに、今なら翼くんは怒られてしまうこともあるのでしょう。

常識を超えた天才サッカー少年と、常識を超えた天才ゴールキーパーの出会いの場面を、常識を覆してドラマティックに描いているものを、「あんな民家が並ぶところで遠くからボールを蹴るなどけしからん。非常識だ」と非難することは常識なのでしょうか。画面の中にある表現の虚構に常識を求める行為こそが非常識であると感じるのは私だけでしょうか。

『仮面ライダーアマゾンズ』も「鷹山仁」も、世の中の常識や、仮面ライダーの常識を超えた作品と役にしたいと強く思って演じていました。なぜなら、私が観ていたヒーローは、全員くだらない常識を覆してくれていたからです。ぶち壊してくれたからです。それに私は救われたからです。

鷹山仁を演じる為に生まれてきた。

出逢えたことに心より深謝。

願わくば、私の生きた証が誰かの心を彩り、誰かにとってのヒーローになれていたら、くだらない何かをぶち壊せていたら幸せです。

鷹山仁がそうであったように、私も私の人生を最後まで戦い続けますね。

では、アマゾン。


●出演情報●

映画『文豪ストレイドッグス BEAST』


DisGOONie『MOTHERLAND』


『BANANA FISH』The Stage -後編-



●ファンコミュニティ●

谷口賢志の『独演会』

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