だいふくちゃん

現在バンコクに単身赴任中。 製造業の調達部門⇒成果報酬型コスト削減コンサル⇒調達系Sa…

だいふくちゃん

現在バンコクに単身赴任中。 製造業の調達部門⇒成果報酬型コスト削減コンサル⇒調達系SaaSシステムの導入コンサル⇒SaaS型システム(ビッグデータ分析・BI)の新規市場開拓。日々仕事で思ったことを書き記していきます。ふくよかな心で生きていきたい。

最近の記事

調達部門からイノベーションを起こすことはできるのか? - ハイアールの事例

先日、面白い記事を見つけた。 ハイアール「コスモプラネット」の先進性 サプライチェーン・プラットフォームから機敏にイノベーションを生み出す調達部門は、単なる会社の買い物係なのか? 多くの場合、答えはYesだ。 要求部門から言われたとおりに外からモノを買ってくる、おつかい係。 じゃあどうすれば調達部門がおつかい係を脱し、イノベーションや付加価値を生み出すことができるのか。 中国の家電ブランドであるハイアールは、この問いに答えを与えてくれている。 優れた技術・人材を持つ外部

    • なぜ調達部門の地位は相対的に低いのか?

      調達の仕事とは 昔、新卒でとある大手メーカーの調達部門に入って感じたこと。 それは「きっとこの仕事は自動化されて、いつか無くなる」だった。 調達の仕事の大半を占める業務はこうだ。 社内の購買システムに、設計部門から調達リクエストが来る。 リクエストには、サプライヤ名、納期、商品名、予算や数量、図面や仕様書といった必要な情報がすべて設計部門側でシステムに登録されており、調達側はそのとおりにサプライヤに依頼をかけて見積を取り、注文書を発行する。 そして多くの場合、何のトラブル

      • なぜか話を聞きたくなるあの人達に共通すること

        人に話を聞いてもらうのは、とても難しい。 友達との会話であれば、共に過ごした時間が長く共通の話題も多いし、あらかじめお互いが傾聴姿勢になっているから問題ない。 ただビジネスになると、面白い!と思って話を聞いてもらうのは案外難しい。そりゃ相手も仕事だから商談を持ち込めば聞いてはくれる。でも、自分たちの製品やサービスがどんなに良くたって、どんなに熱いプレゼンをかましたって、相手の琴線に触れなければ全く意味が無いし、時間の無駄なんじゃないか。 クライアントへのプレゼン中、「あれ

      調達部門からイノベーションを起こすことはできるのか? - ハイアールの事例