やはり窓のある部屋での生活の方が良い

海外で安いアパート暮らし、ホテル暮らしをしていると、窓のある無しは意外に重要であると思った。

当然、窓のある方が値段が高くなるわけである。窓が無い格安の部屋でも2、3日であれば気にならないが、それ以上滞在するとなると、気分的な問題が生じてくる。陰鬱になってくるのだ。

ホーチミンにいた時には、月額450USDでバスタブ、キッチン付きの部屋を借りる事ができた。清潔な部屋であり、風呂場も広々としていた。

しかし、唯一、部屋に窓が無いことだけがネックであった。いや、厳密には窓はあったけれども、キッチンのところにごくごく小さな窓がついているだけだった。窓を開けても隣のビルの壁が見えるだけだった。

そんな小さな窓であるから、昼夜の区別がわかりにくい。昼間はなんとなく薄ぼんやりと外から日差しが差し込んでいるような気がするが、あくまで、「気がする」という程度に過ぎない。

今、バンコクで住んでいるアパートというのは、窓があってベランダがついている。部屋には一つ窓があるだけであるが、角部屋である。

朝早く起きるとまだ外は真っ暗だ。それがだんだんと時が経つにつれて、空が白くなっていき、朝が来たな、今日も1日が始まるなという感覚を得る事ができる。

ベランダに出て、目の前の道路に忙しなく行き交う車やバイクをみる。今の時間帯ならバンコクの中心街に出ても道路は混雑していないだろうなどと、道路状況を想像してみたりする。


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