見出し画像

最新2023モデル TREK DuarSports 3 Gen5 入荷してきました

えっ?これむっちゃ良いんじゃ無いの?

箱から出して仮組みするタイミングで「え?これむっちゃ良いんじゃない?」そう思えるバイクってあるものなんです。
完成度が高いバイクはもちろんテンションが上がるのですが

「これ?こんな風に組んだら楽しそう」
「あのパーツをつけたら面白そう」
「あんな所で使ったら楽しそうだな」

こんな感じでバイクを見てイメージがホイホイ湧くのは大抵「良いバイク」だと思います。
●Dual Sports3 Gen5 ¥139,590(税込)
このバイクもそんな1台ですね。箱から出して形にする時に。。。
「えっ?これむっちゃ良いんじゃないの?」
思わずそんな声が漏れちゃいました。

一般的には「クロスバイク」と呼ばれるバイクで、この車種では「FXシリーズ」が一般的です。Dual Sportsは太めのタイヤを装備するなどして軽いオフロード性能を付与したものです。FXシリーズと同一の700Cで太めのタイヤと、サスペンションフォークを装備していました。
パッケージとして悪くは無いのですが、日本だと街乗りで使われる為にオーバースペックで長期使用すると、サスペンションフォークから壊れて行く傾向が強かったのです。
あとは何より重たかった。。。。


サスペンション無くなった!軽い!

サスフォークからカーボンフォークになりましたぁ!

わかってるじゃん!そうそう!コレっすよ。
そしてタイヤサイズが700Cから650Bというサイズに。難しい事書くと解んないですよね。ホイールの内側の輪っか(リム)を小さくして「タイヤ」の厚みを大きくしました。MTBやグラベルロードと呼ばれるオフロードを走るバイクに採用されるタイヤサイズなのです。と言っても基本的には街乗り用のタイヤが装着されています。
サスペンションを廃した分、振動吸収性をタイヤに分担させたイメージですね。

全体的にスタイリッシュになったなぁと感じました。
なんだかサスペンションの無い時代のMTBのスタイリングにも似ています。
最近はビンテージのMTBが流行っていたりもするのですが、その辺のスタイルも取り入れられそうです。年代で言うと80年代後半から90年代初頭の感じです。
音楽で言うとHRからグランジというジャンルの空気感ですね。
ファッションで言うならノースフェイスやパタゴニア等のアウトドアブームの頃。
VANSとかNIke Air MAXやACGの頃ですね。フリースとかマウンテンジャケットとか流行りましたよね!
40代の人にとっては「懐かしい!」となりますし。
20−30代の人にとっては「ちょいレトロで斬新」じゃないのでしょうか?

もうね。。。自転車全然関係ないやないか!

ええ、連鎖的に色々思いついちゃうタイプのダメな人なんですワタシ。。。
でも冒頭に書いた「イメージがホイホイ湧いてくる」ってこんな感じなんですよ。
もちろん便利装備満載にして通勤快速号も良いでしょう。街乗りも最高!
キャリアの取り付け場所が豊富にあるので、これにキャリアを付けてツーリング車もいいですね。キャンプ道具満載したり、コーヒーを淹れる道具だけ持ってお散歩も良いのではないでしょうか?(ちなみにスズキは紅茶派です)

通勤の足として軽快性や実用性などを考えたらFX3が一番だと考えます。
近年の値上げもあって中々良いお値段なんですよね。
このDual Sports 3との価格差は1万円ちょいなんです。「遊びの道具」としても使いたいって考えると1万円差なら魅力がグッと増すなぁと思ってしまいました。

現車を展示中ですので気軽に見に来てくださいね。

バイクフィッターだけど色々オタクな スズキ