【実話】作家、ストーカーで警察沙汰になる!!!!!!

 もちろんわたしが被害者ですよ! 加害者じゃありませんよ! 何人かの方は「ソウがとうとうやらかしたか……」と思ったでしょうけれど、わたしはやらかしていません!! 

 お久しぶりです。毎日の記事公開をモットーにしていたソウ マチです☆ それなのに急に更新が途絶えてすみませんでした! せっかくお馴染みさまが増えていたのに、すごく無念な中断でした(涙)。ご期待を裏切ってしまったことを心からお詫び申し上げます!

 ストーカー被害に遭いまして、うっかり記事を公開してトラブルになるといけないので、涙を飲んで中断していました。本来なら事前に理由を公開してご心配をかけないようするべきだったのですけれど、トラブルの内容から事前のご説明さえできず……(涙)。うぅ、申し訳ありませんでした(涙)。

 誰にされたのか、何をされたのかの詳細は伏せます(すみません)。たとえ事実でも、相手の信用を失墜させる言動は名誉棄損になる可能性があるからです。それにこの記事で相手を罰するつもりもありませんので、詳細はご容赦ください(すみません)。

 もともとわたしは相談員というお仕事でストーカー相談に対応していたので、ストーカーにはかなり詳しいです。実際に被害者の方から相談を受けて警察と連携して対応していたので、経験もあります。

なんて考えていたわたしがバカでした! 被害者のお手伝いをするのと自分がなるのは天と地ほどの差がありました! 実際に自分が被害に遭うようになったら、怖くて身動きできない! 

毎日怖くて病みそうでした。自分一人で何とかできると思っていたけれど、これはヤバイ気がする……。もし事件になった時に、警察に事情を知っておいてもらったほうが良いような気がする。これは警察に知らせておこう。

警察にストーカー相談をした場合、考えられる対応は3つです。

1・相談内容を記録しておく(話を聞くだけで、警察は動かない)。
2・警察から相手へ口頭で注意をする。
3・警察から相手へ文書で警告をする。

暴力などの刑事事件があれば話は別ですけれど、緊急な事件性がなければ上の3つのどれかに該当します。わたしは警察に話しながら「緊急性はないから、話を聞いてくれるだけだろうな」そう思っていました。警察が話を把握していてくだされば、今後トラブルが起きた時にすぐ対応してもらえるから、とりあえず知っていてほしいと考えました。

話が終わって言いました。

ソウ:……ということですので、お知りおきください。警察が知っていてくれれば、それで満足です。
警察:これはそんなレベルの話じゃないです。
ソウ:え?
警察:これは文書で警告するレベルのストーカー被害です。
ソウ:ええええええっっっっ!? いきなりレベル3ですか!?
警察:はい。このままでは危ないです。

なんかヤバイかもと思ってたけど、本当にヤバかった!! 警察が危ないって言ってるううううううう!! マジでええええええっっっっ!?

というワケであれよあれよという間にガチの事情聴取(物的な証拠などを提出する、出来事の時系列を整理してハッキリさせる)が始まり、わたしも仕事柄、事前に証拠集めはしていたので、それらを提出して……。

もちろん途中で考えました。「ここまで大事(おおごと)にする必要があるの?」でも何度考えても、自分一人で対処するのは無理だと思いました。警察に介入してもらわないと被害は続く。被害に遭うのが怖くて外出もままならないし、noteの記事も書けない。こんな生活をずっとするのは耐えられない。自由を取り戻すため、なんとかしないと!!

わたしはお気楽なエッセイを書いて、愉快な児童書を書いています。頭の中はお花でいっぱいです。脳内をお花畑にしてラリパッパな作品を書いています。イヤなことから全力で逃げて、生々しい話はシャットアウトして生きています。自分が楽しくないと、楽しいお話は書けません! それなのにストーカー被害なんてエグい目に遭っていたら、なんにも書けなくなってしまう! そんなのイヤだあああああああ!!

覚悟を決めて警察の助力を仰いで、加害者へ文書警告してもらうことにしました。いろいろな手続きが終わると、刑事さんに言われました。

刑事:シェルターはどうします?
ソウ:は?
刑事:シェルターに避難しますか?
ソウ:ええええええっっっっ!?

ストーカーで警察が動くと、加害者が逆ギレして事件になる確率が高いです。ゆえに警察が動く前後は危険なのでシェルターへ避難する「場合も」あります。なぜ「場合も」とカッコ書きしたのか? シェルターは入る条件がすごく厳しいのです。希望しても入れない場合が多い。収容できる人数は決まっていますし、滞在費は公費です。ガチで危ないと判断されないと、入れてもらえない。そのシェルターに入るかどうか聞かれてしまった……。わたし、本当に危ないんだ。ぜんぜん気づいてなかった……(涙)。(←バカ)

ソウ:家にいるのは怖いんですけど、いまは家にいないとダメなんです。
警察:どうしてですか?
ソウ:働いてお金をもらわないと生活できませんし、いまは本の校正作業でパソコンが必要なんです。シェルターに入ってしまうと働けませんし、パソコン環境もない(シェルターは安全を確保するため、パソコンどころかスマホも禁止です。スマホのGPSで居場所がバレる危険性があるので、スマホの電源を入れることは禁止。それ以前に、スマホは事務局が預かるので本人の手元に置けない)から、シェルターに入ることはできません。

一人で部屋にいるのは怖くて仕方ないけれど、収入が途絶えたら社会的に終わってしまう。バイトや印税で稼がないと部屋を追い出されて路頭に迷ってしまう!!

そういうワケでビクビクしながら暮らしていました。本当に辛かった(涙)。

警察は迅速に対応してくださいました。すごく動きが速かった! それでも相談してから警告が完了するまで2週間もかかりました! もしストーカー被害で悩んでいる方がいらっしゃったら、すぐに警察へ相談したほうがいいです! スムーズにいっても2週間もかかるのです! 何かあってからでは遅いので、早めの相談をおすすめします!!

警告が完了して、何が変わったか?

もし加害者がわたしに関わるようであれば、加害者を法的に罰することができるようになりました。…………それだけです(苦笑)。わたしの身の安全が保障されるワケじゃない。相手を罰することができるようになっただけ(苦笑)。 法的には守られるようになりましたけれど、物理的には守られていません。今もビクビクして暮らしています。

でも警察のおかげで加害者は法的に「今後はソウ マチに関わりません」ということになったので、加害者はnoteでわたしの記事を見ないように……なったはず……。この記事も見ていない……はず……。ですから言動の自由は、取り戻せた……はず……。たぶん……(涙)。

今回のトラブルで痛感したのは「自由は簡単に奪われる」ということです。怖いからお出かけできない、怖いから書けない、家にいても怖くてビクビクする……。自分の自由を失うのはすごく簡単でした。そしてまだ完全に取り戻せたワケじゃない。この記事だって書きながらビクビクしています。それでも書くけど! だってわたしは作家だから! どんなことでもネタにしてやる!!

すごくすごくイヤな気分だったので、わたしは誰かの自由を奪わないよう気を付けようと思いました。とりあえずストーカー行為だけは、絶対にしないでおこうと決めました!!

いつか「あの時は焦ったわ~!」と笑い話にしたいです。今はまだそんな気持ちになれませんが……。でもnoteに復帰できましたし、また一歩ずつ進んでゆこうと思います。今回の件で離れてしまった読者さまがまた返ってきてくださるよう、精進してゆく所存です。

今日は凹むお話ですみませんでした! また愉快なお話が書けるよう頭の中をお花でいっぱいにしてゆきます☆

それでは、また~♪♪ 


 

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