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浅草は駒形で『どぜうなべ』を喰らう件

金曜日はグルメ関連のお話し。

東海3県を走り回っていますのでうなぎについてのレポートを求められることが多いのですが、先日の穴子あなごに引き続き、今回はドジョウの食レポです。

東京出張を機に、『どぜうどじょう鍋』を食してきました。
この手のキワモノ、もとい稀少な川魚は著名専門店で頂くに限りますが、ドジョウ専門店というと全国でもそう多くはなく、やはり東京・浅草の『駒形どぜう』にとどめを刺します。
5年振りの再訪です。

浅草には海外からの観光客が徐々に増えている模様ですが、『駒形どぜう』に外国人客の姿はなく、また日本人でも若年層は見られず、地元と見られる老夫婦が過半でした。
お昼どきで行列を覚悟していましたが、13時過ぎでしたので3組ほどですぐに案内されました。

1階奥の座敷に、というか卓袱台もなく畳の上に板を敷いただけの食卓を前に、同伴者と卓を挟んで胡坐をかいて着座します。

定番は『どぜうなべ』。
小振りな鉄鍋というより鉄皿に、まるごとのドジョウが十数匹。
七輪の炭火に置かれますが、既に火を通してあり出汁を足して温めればすぐに食べられます。

『どぜうなべ』はドジョウの頭も骨もまるごとですが、それに抵抗がある方は『さきなべ』を注文すれば、腹を割いて骨と内臓を抜いてあるようです。
とはいえ、骨を感じないくらいに柔らかく仕込んであるし、甘辛い出汁で内臓の苦味や臭みは感じませんので、やはり『まるごと』がお薦めですね。

オプションの『ささがきごぼう』を注文し、ドジョウと一緒に出汁で煮ていただきます。
『ドジョウ入りの出汁で午房をいただく料理』と表現する人も多いようです。
薬味のネギは、無料でお代わり可能。

お酒を嗜まれる場合は『どぜうなべ』と田楽等の一品をオーダーされたらいいかと思いますが、食事目的の場合は『定食』があります。
『どぜうなべ』に白ご飯、田楽、どぜう汁、香の物のセット。
『ご飯とお汁は少し後にしましょうか?』という配慮もありました。
『定食』を2人前注文した場合は、まず1人前の鍋が置かれ、なくなりかけたら2つめの鍋をお願いするスタイルです。

一生のうち、そう何度も食べられるものではないと考えていましたが、これで2回目の経験。
あ、もう1回、渋谷店に行った記憶がありますが、そちらは残念ながら閉店したそうです。
今後は自身の拠点を関西にと企むなか、あともう2~3回は訪問したいなと願う店の1つです。

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