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名古屋の『味噌かつ』は苦手だが、桑名・兎波さんの『味噌天丼』は意外とイケる件

金曜日はグルメに関するお話しを。

グルメネタに困った時に、というわけでもありませんが、何度か食レポをお届けしたことがあります。
就職してから延べ10年以上を飲食店への営業に勤しんでいたことや、単身赴任がつごう10年に及び、かつ自炊を一切しないこともあって、いわゆる『外食』については一般的なサラリーマンよりも場数を踏んでいるという自負はあります。

加えて、若い頃から57歳の現在に至るまで『ラーメン』が大好きで2~3週間と空けたことがない(つまりラーメンを食べない月はない)し、またこの8年は東海3県を走り回って『鰻丼・鰻重』の名店を駆け巡っていますので、愛知県から岐阜県・三重県のラーメン屋と鰻屋はいくらでも紹介できる自信はあるわけです。

ただ、折角『グルメ』と銘打って継続しているブログで、『食べログ』のように『ラーメン』や『鰻丼』をレポートしても(私が)おもしろくない!
というわけで、どんな料理でも構わないので、『ちょっと(かなり)クセのある店』、『唯一無二の店』、『メニューが独特の店』をピックアップして紹介したいなと考えているわけです。

そういう意味で、『中京の鯉料理(‘21/12/31)』、『弁天の里のTKG(‘22/3/11)』、『想夫恋の焼きそば(‘22/5/6)』、『天下一品の上朝宮店(‘22/7/22)』、『志津香の釜飯(‘22/8/19)』、『おめんのキンピラうどん(‘22/8/26)』、『三代目脇彦商店の禁酒禁煙会員制個室焼肉(22/9/23)』、『魚長の穴子(‘22/10/14)』、『駒形のどぜう(‘22/10/28)』、『二郎のA5牛丼(‘22/11/11)』等といった、クセのある店を中心にレポートしてきたつもりです。

さて、前置きが長くなりましたが、上記を踏まえてまたちょっと珍しいお店を。

三重県桑名市にあります天ぷら店『兎波とば』さんの『味噌天丼』。

まずお断りしておくと、私個人的には揚げ物に味噌ダレをかけるという『名古屋めし』を評価していません。
『矢場とん』さんの味噌カツ人気は認めますが、個人的に、せっかくのサクサクした衣を味噌でベチャベチャにしてしまう食べ方が好きではないということです。
あくまで個人の嗜好として…

それと、三重県桑名市の名物が『味噌天丼』というわけでもありません。
桑名市は、『その手は桑名(喰わぬ)の焼きはまぐり』と謡われるくらいにハマグリの名産でもあり、焼き蛤だけでなく、『蛤うどん』をも美味でお薦めです。

桑名の有名店『歌行燈』さんのメニュー例

で、今回の『味噌天丼』は桑名市とは関係なく『兎波』さんの名物ということになります。

桑名市の中心から外れた田園地帯、小さな工場のような建物の横に、兎波さんがポツンと建っています。

着席してメニューブックを開こうとするや、『当店のお薦めは、味噌天丼になっております!』とぐいぐい推されます。
正直、天ぷら屋さんなので『天ぷら御膳(松)』にも惹かれるのですが、それよりも安価な『味噌天丼』が筆頭メニューだと仰るので、それに従います。

ほどなく着丼した『味噌天丼(松)』には大振りの海老天が3本、季節の野菜天が5種。それとオプションの『たまご天ぷら』をトッピング。そこに濃い目の八丁味噌がまだらにかかっています。

天ぷらは桑名産の米油でカラっと揚がっており、濃厚で少な目の八丁味噌ダレですので、味噌カツのようにベチャつき感もありません。

このお店では愛知県の鰻重で有名な『ひつまぶし』風の食べ方を推奨しており、後半で味変できるように、徳利に入った和風出汁とネギ等の薬味が一緒に提供されます。
ただ、これも個人的な嗜好で『櫃まぶし』が苦手な為、あくまで味噌天丼として頂きました。
辛いのかな、のど乾くんじゃ…という不安は他所に、あっという間に完食です。

なかなかついではないかと思いますが、三重県桑名市の『味噌天丼』、頭の片隅に置いてもらえれば幸いです。

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