土日はノンジャンルで、自由に徒然なるままに…
ネットサーフィンで思わぬ発見をして、ほくそ笑んでいます。

昨日のブログでヤマザキ『ランチパック』とフジパン『スナックサンド』のお話しを書きました。両者の比較をしようとそれぞれのＣＭをじっくり見比べていたのですが、気になるシーンがありました。

フジパン『スナックサンド』は2020年に実に３６年振りのＴＶＣＭを制作し、そのキャラクターに女優・森七菜さんを起用していますが、2021年夏からは森七菜さん主演のまま第二弾『早く食べたい！篇』が放映されています。
その冒頭、彼女が路線バスから飛び降りる場面で、バスのボディに『ＲＹＫバス』という文字が見えたので、それが気になって調べてしまいました。
福岡に住んでいた頃に、『ＲＫＫ熊本放送』というのを目にしていたので、『ＲＹＫバス』も熊本市内の路線バスか、或いは『Ｒは琉球の略で沖縄のバス会社かな？』くらいに想像したわけです(苦笑)

ところが！
ネットの力は凄いというか面白いもので、『ＲＹＫバス』という劇用車両専門のレンタル業者さんがありました！
楽しいサイトには、『リアルな劇用車をどこよりも低価格で！』・『制作者様の強い味方！』という文句が並びます。
『ＲＹＫ』は何かの略かと思いますが、サイトには『rioyamakogyobus@yahoo.co.jp』というメアドがありましたので正式には『りおやま興業』なのだろうと推察しますが、残念ながら漢字表記は見当たりませんでした。

業界には業界を支えるいろいろな商売があるものです。
さらにそこから調査範囲を調べてみると、なんと最新の人気ドラマとの接点を発見しました！

私はＴＶドラマは観ないのですが、この１月からフジＴＶ系（毎週月曜日夜９時）で『ミステリと言う勿れ』というドラマが始まっています。フジパンからのフジテレビ(笑)
奇しくも明後日1/24(月)第３話のタイトルが『菅田将暉主演！バスジャック解決篇！犯人は誰だ』というのがドンピシャのタイミング。

このドラマの中で主演の菅田将暉さんが路線バスに乗るシーンがあるのですが、その時のシートの柄がまさに『ＲＹＫバス』のサイトで紹介されている内装写真のシートと同じ！
では、『スナックサンド』のＣＭ同様にボディサイドにも『ＲＹＫバス』と書かれているのかとあちこち探してみると、なんとドラマでは『大鳥南バス』と書き換えられていました！
ご丁寧に車両正面の行先表示も『[大03]大原交差点』との電光表示があります。

あらためて『ＲＹＫバス』のサイトを見ると、『架空の行先方向幕表記や架空の会社名での撮影も可能です！』と書かれています。顧客満足！

かつて、石原軍団が『西部警察』をやっていた頃は、渡哲也を中心に NISSANの高級車両を毎週惜しみなく撃破させていました。
今や人気ドラマや映画とはいえ車両をボンボン壊すわけにもいかないので、こうした専門のレンタル業者が成立するということですね。
私、こうした仕組みを５６歳にして初めて知りました。
そんなん常識やん！ということでしたら、謹んで無知を恥じ、お詫び申し上げます(苦笑)