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" こころ "

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" こころ(精神)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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記事一覧

【こころ #39】圧倒的に得意な凸で価値を届ける起業家

竹島 雄平さん  発達障害は、得意と不得意の凸凹とも表現される。竹島さんは、凹の部分で苦…

The Elements
21時間前
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【こころ #38】制度の外側から当事者の“家族”を支える

林 晋吾さん  林さんは、うつ病や双極性障害など精神疾患を抱える方のご家族やパートナーの…

The Elements
8日前
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【こころ #37】本人が何を幸せと思ってどうするかが大事

鬼塚 香さん(後編) (前編から続く)  鬼塚さんが「声がかかったチャレンジは、そのタイ…

The Elements
2週間前
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【こころ #36】鳥・虫・魚の目をもつ精神保健福祉士

鬼塚 香さん(前編)  鬼塚さんは駒澤大学の文学部社会学科社会福祉学専攻で准教授を務めて…

The Elements
2週間前
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【こころ #35】就労支援は当事者と企業と、そして支援職

田中 佑樹さん  田中さんは、企業と障害のある方の就労の架け橋になり、それを担う支援者の…

The Elements
3週間前
6

【こころ #34】精神疾患に馴染みのない人にこそ伝えたい

関 茂樹さん(後編) (前編から続く)  身近な人間に自身の精神疾患の症状を理解されず苦…

The Elements
1か月前
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【こころ #33】苦しかったのは、身近な人間からの無理解

関 茂樹さん(前編)  関さんは、脳や心に起因する疾患及びメンタルヘルスへの理解を深め促進する『シルバーリボンジャパン』の代表を務めている。その活動の源流は、関さんが19歳の頃に遡る。  早朝に「体中に電気が走るような感じで飛び起きた」。前ブレなく突発的に、体中に蕁麻疹が出た。その日から「ずーんと重い倦怠感を感じ、全く眠れなくなった」。  それだけではない。「世界がガラッと変わった」。常に気が晴れない、思考が回らない、感情がはっきりしない、暑い寒いの感覚や味覚も感じられ

【みみ #16 / め #23 / こころ #32】当事者でも当事者家族でも支援者でもある

喜島 隆大さん  『APD』や『LiD』という言葉をご存じだろうか?『Auditory Processing Disor…

The Elements
1か月前
9

【こころ #31】気付いてあげられる“周囲”を広げる

春海(はるみ)さん  「赤ちゃんの頃から不安が大きい子で、私が数メートルも離れると泣き出…

The Elements
1か月前
9

【こころ #30】企業の障害者雇用担当に施設に来てほしい

濱 秀勝さん  濱さんは、第21話、第25話及び第27話でお話をお聞きした方々が、就労を継続し…

The Elements
1か月前
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【こころ #29】精神障害を隠さず、社会の理解を広める

小川 貴之さん  小川さんの最初の一言は、予想外のものだった。「小学校高学年から、鏡を見…

The Elements
1か月前
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【こころ #28】ミスコン健康部門でグランプリ受賞の理由

相良 佳那さん  「MISS PROGRESS INTERNATIONAL」という毎年イタリアで開催されるミスコンテ…

The Elements
2か月前
9

【こころ #27】「戻れる場所」があるから一歩ずつ進める

O さん  東京都では、知的障害者(児)が各種のサービス(手当、制度等)を受けるために、知…

The Elements
2か月前
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【こころ #26】障害のある方に一目会えば、理解は深まる

船木 陽介さん  正直に教えてくれた。大学で福祉学部に進んだが、「そこまで福祉に興味があったわけではなく、それまで障害のある方が身近にいたわけでもなかった」。そんな船木さんを「こんな世界があったんだ」と様変わりさせたのは、大学1年生の夏休み。自閉症や重度心身障害の子供たちと泊まりがけのキャンプに行くボランティアだった。  「何の知識もなかった」自分が担当として障害者と1対1で3日間を過ごす。「まっさらで、どうやってコミュニケーションを取ればいいかから始まる。服薬さえ当事者