【こえ #41】女性目線の当事者経験を受け取り届ける
山田 昌美さん
山田さんは、ご自身と同様に声帯を摘出し声を失ってしまう状況に直面した女性から、こう言われた。「先生(医師)に聞いてもわからないことや知らないことが、山田さんのインスタにすべて出ていた。しかも女性目線で」。そこを共有することに「価値があるんですよ」と、山田さんは笑顔で教えてくれた。
山田さんは、症状が出始めた頃を「自分のことを後回しにしていた」と振り返る。お母様が認知症を発症され、面倒を見るために二世帯住宅に引っ越して、バリアフリーやデイケアの対応などに