天使とデート

金曜日、もちろん音楽紹介もしていきますが、映画紹介もしていこうかなーと近頃考えていました。

少し前に、イラストレーターの三宅さんと話をしていて、「僕は音楽・絵画・文学はどうしてもアートとして捉えてしまうから、映画は唯一ある種の娯楽として楽しめるものなんです。」って会話をしたことがあります。

年に何度かやってくる映画モードのときは月に30本近く観るときもあります。
まあでも、9割は息抜きに観てますけど、1割は無意識にアート的な面で参考にはしてると思います。追悼企画でやってる動画編集なんかに、たぶん活かされてるんじゃないかなと…。

だから、どうしても”アート”として捉えてしまっている映画はなかなか観ることができませんね…。色々ありますけど、高倉健の『八甲田山』とか…。
男はつらいよの48作目(正式な最終作品)も、自分がいざ『男はつらいよ』のカバーをすることになって初めて覚悟を決めて観ることができました。

それで、今夜は僕がたしか中学生のときに深夜のTV放送で観て印象に残っている作品を紹介します。

『天使とデート』
1987年の作品です。けっこうマイナーな作品だと思います。

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1987年かぁ…。尾崎世代ドストレートですね。
僕は中学生の時にたまたま観て以来、繰り返しは観てないんですけどね。
基本的に映画は二度観ることは滅多にないですね。
もう衝撃的でした。なんといっても天使役のエマニュエル・ベアール!!

今となってはお化(以下略)

もうホントに天使です。よく見つけたなってくらいハマってます。

時代が時代なので、予算も少ないでしょうし天使の羽のつくり具合とかはいかにもな感じなんですけど、そんなことどうでもよくなるくらい天使を全うしてます。

いまこの映画の皆さんのレビューを見ていると、やっぱりそれなりに高評価が多いです。日本の映画鑑賞者は辛口が多い印象を受けるんですけど、そんな彼らをもってしてもやはり観る価値はある作品と判定されてるみたいです。

この『天使とデート』は自分のなかだけに記憶しておきたいマイナー映画として心に置いておきたかったんですけど、お話することにしました。
その代わり、映画紹介第一作目としてお披露目することにしました。

それにしても、主演を務めたマイケル・E・ナイトはこの映画にしか出てない謎の役者なんですね…。観た当時も彼のことを調べて何も出てこなかった記憶がありますが、いま改めて調べてみても目新しい情報はないですね。

マイケル・E・ナイト、謎だからこそ一度お会いしてみたいなあ。
あの時のエマニュエル・ベアールの美しさを彼の口から色々と伺ってみたい。

それでは、よい週末を。映画紹介の日第一回目でした。

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