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横浜生まれという言葉

神奈川で生まれ、横浜で育ち。

昨日、こんな事を書いて。

わざとこう書いたんです。

横浜で生まれ育ち。と、書いてもよかったんですが、わざとね。

正式に書くと産まれたのは鹿児島なんだけど。

それはまあいいか。

「横浜」と書くと、アレルギー反応を起こす人がいて。

「お高くとまって」みたいな。

目を細め、下から睨めつけるように。

(被害妄想)

ただ、言いたい。

横浜生まれを誇った事は一度もない。

あったとしても周りをいじる時に使うぐらいで、この時は便利な所で育ったなとは思う。

(良い感じに腹が立つ場所、横浜)

なぜ、横浜で生まれた人は「横浜で生まれて」と言うのか。

なぜ、「神奈川で」と、言わないのか。

それはですね、通じるからです。

あと、面倒が起きないからです。

通じるというのは、横浜を知らない人はいないでしょ?

この高慢ぶりに腹が立つのは分かります。

ごめんて。

でも、事実。

仙台とか、名古屋とか、博多と同じです。

県の名前じゃなくても通じるから。

でも、「県の名前でもいいじゃないか!」と、お怒りの人。

「特定の地域の名前を出すのはどこか誇りに思ってるんだろ!」と、思う方。

落ち着いて。

これが二番目の面倒に繋がるんです。

「神奈川出身です」と、僕

「神奈川のどこ?」と、相手。

これ。

この質問が面倒で手間。

そして、ほぼ聞かれる。

なぜなら、神奈川は広い。

BADHOPは川崎、SD JUNKSTAは相模原、SALUは厚木。

どうよ、この広さ。

この手間を省くために「横浜生まれ」が、誕生したのです。

ようするに必然なのです。

それをきっとマツコさん辺りが揶揄したのでしょう。

制作陣もそういうVTRを作ったのでしょう。

中にはいますよ、多分。

港町に誇りを持ち、ペリーを親戚の凄い人みたいに崇め、あたかも自分の所有物かのように生まれた地を喧伝する人は。

でも、それはきっと横浜だけではなく、どの地域にもいると思う。

ただ、そのほとんどが大多数ではない。

少なくとも僕の地元の友達からは聞いた事がない。

「横浜の人は東京に出る人が少ないぞ!地元に誇りを持ってるからだ
!」

と、横浜生まれの人に恋人を奪われた事でもあるのか、目の敵にしたい人がいて。

僕が思うに、それは横浜で困る事が無いからだと思います。

あと、東京に比べると家賃が安いし。

それと、通える距離だから。

ほんと、こんなもんじゃないかな。

面倒を省く為に始めたのに、気がつけば自慢してるかのように聞こえてしまう「横浜生まれ」という言葉。

横浜生まれじゃない人のやっかみがそうさせるのかな。

うん、きっとそうなんだろう。

(そういう所だぞ)



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