【読書×体験】「異彩を、放て」
ヘラルボニー商品×著書「異彩を、放て」×ヘラルボニーギャラリー報告書
私はヘラルボニーというブランドの商品が大好きです。説明するよりも、HPを見ていただいた方が早いです。
スカーフ、水筒、コースター、玄関マット、そして財布。ちょっとずつ買って、ちょっとずつ増えています。
最近、元サッカー日本代表の内田さんが着ていたシャツがヘラルボニーだったことで話題になりました。
私が好きな作家さんは、工藤みどりさんです。この色合いがめっちゃ好きです。元気になります。
そんなヘラルボニーの創業者、双子の松田崇弥・松田文登兄弟が、本を出したということで早速読みました。
これまでの二人の人生、そしてヘラルボニーができるまでが、なんと「僕ら」という主語で書かれています。ここに二人分の思いを感じます。
会社としてのミッションやバリューを著書の中で改めて読んで、いやホント素晴らしいなって。熱い思いがほとばしる内容でした。読後は、さらに好きになりました。
タイトルの「異彩を、放て」はヘラルボニーのミッションです。
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この著書の中で私のお気に入りのエピソードがあります。
松田兄弟が初めて「ここのアートをプロダクト化したい!」と思ったきっかけになった、「るびんにい美術館」の板垣さんのお話です。
当時自分の作品がネクタイに採用されて、喜ぶ作家さん達の中に、一人そういう反応ではない方がいらっしゃったそうです。嬉しいのかどうか、感情が受け取れなかった。
その方が今やヘラルボニーでも、多く商品化している佐々木早苗さんです。
だから、板垣さんはヘラルボニー創設時にこんなことを念押ししたとお話しされています。
そこから、松田文登さんは企画から商品について、早苗さんに説明をしたそうです。1年ほどかけて、OKだと思っているのかどうか話しながら、反応を見たそうです。
最終的に、早苗さんが喜ぶところの話がとても心が温まりました。この辺りは、ぜひ本で読んでみて欲しいです。
心が温かくなるのと同時に、板垣さんや松田さんたちが大事にしたかったものというか、思いが伝わるエピソードでした。
私の手元に届くヘラルボニー商品は、全てネットで見るよりも素晴らしいもので、毎回箱を開ける度に、うわぁぁーーーーー!!!って感動します。
でも、それまでの工程の中には、作家さんたちとの交流や、話し合いがあって、その上でちゃんと届いているのだなと感じました。
実はこのエピソードに出てきた佐々木早苗さん。最初に紹介した、サッカーの内田さんが着ていた作品の作者なんです!!
だから、余計にグッときちゃいました。
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「異彩を、放て」読了した翌日、ヘラルボニーのクラファンリターン品が届きました。
知らない作家さんと作品が、写真で紹介されていました。アートを取り扱う作家さんが増えてるんですね。
これからまた新しい作家さんに会えると思うと、楽しみです。
そして、来年はヘラルボニーの地元、盛岡に行ってみたいと思います。
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