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向いてないことにこそ、遊び心を。

先日、オシャレなおうちで、ヨガやって、野菜たっぷりのランチ食べて、最後にクリスマスリース作るワークショップに参加しました。

初めましての方もいましたが、和やかにヨガ、ランチと進み、いよいよクリスマスリースをつくることに。
私にとっては、クリスマスリース作るのは、初めての体験でした。

先生の説明を聞いてから、みんないろんな植物を自分でチョイスしました。

私もあれこれ見ながら、植物を選んで、先生が言っていた通りに、カットしていきました。

でも、

どうカッティングしても、どう組み合わせても、いいものになっていかない。
オシャレセンスを全く感じさせない塊ができていきました。

周りのみんなは、オシャレでカワイイものが出来上がってるのに、ただ植物選んでカットするだけなのに、自分だけ違うものができてくる。

ダメだ…全然満足できるものが作れない…
このままじゃ帰れない…

プロの初心者を志すものとして、「初めてやったけど、うまくできませんでした」なんて感想は、いらんのです。

初心者のプロ根性に火がつきました。

完全な遊びに走ったのです。
限られた植物を使って、リンゴの木をつくることを思いつきました。

リースそっちのけで、りんごの木を作り始める私。出来上がったのがこちら。

作品名「りんごの木」

不器用ながら、上出来じゃないか!
周りの人も面白がってくれました。

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私は、元々アートセンスのない人間です。

でも、明らかにセンスの欠片もないと感じるからこそ、別の角度を見つけられると思うのです。

向いてないことをやるなんて、コスパもタイパも悪い。つまらない。

これに関しては否定はしません。
ただ、向いてることだけをやるのは、もっと面白くないんですよ。

向いてないからこそ、出てくるアイデアがあって、それは向いている人からは生まれないものです。

だから、向いていない、センスのないことにこそ、遊び心が欲しい。

やってみて、うまくできなくて、「つまんないなぁ」で終わらせるくらいなら、目一杯の遊び心を使って、よく分からないアイデアを出す。

ちょっと面白いと思いません?

遊べる軽ハスラー!!と、クリスマスリースの材料である植物で作った「木」

もうひとつ言えるのは、
そういう、みんなと違う角度を表現するのって、やっぱり許される環境が大事だとも思うんです。

今回、私は一緒にワークショップをやったメンバーや先生に恵まれました。
笑ってくれる人がいるから、のびのびとやれる。

遊び心とか、アイデアって、個々の能力のように思えるけど、実は環境次第なんですね。

向いてないことにこそ、遊び心を。

そして、周りの人がアイデアを思いっきり出せるような環境も作っていきたいなと思いました。


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