The-town

主に読んだ本や日々思ったことをつらつら書いてます。 好きな本が同じだったら、話せると嬉…

The-town

主に読んだ本や日々思ったことをつらつら書いてます。 好きな本が同じだったら、話せると嬉しいです!

最近の記事

作業能率を高めるポモドーロ・テクニック 適切な休憩のすすめ

ポモドーロ・テクニックは25分間の集中よりも5分間の休憩が大切だと思います。ポモドーロ・テクニックを仕事で使っていた経験から、なぜそう思うのか書いてみます。 エンジニアでの経験エンジニアとして働く中で、プログラムのエラーを調査する機会が多くあります。エラー調査は、エラー内容を把握しGoogleやAIを使った検索したり、社内のWikiで過去事例がないか確認したりします。 最終的に「なんだ、そんなことだったのか」と思えるような簡単なミスが原因であることもしばしばです。 最近

    • 味覚を能動的に使う

      ジャンクフードは人の味覚を受動的にしたと思います。味わう必要がないからです。 しかし、素材の味や繊細な味を発見したり楽しんだりするためには、味覚を能動的に使うことが大切だと考えます。 昔は毎食マクドナルドのハンバーガーを食べたいと思っていたかつて大好物だったのはマクドナルドのハンバーガーです。えびフィレオやフィレオフィッシュといった魚介類系のハンバーガーをよく食べていました。それこそ「3食これが良い!」と思っていました。飲み物はファンタグレープ。ポテトも一緒です。 ポテ

      • 書く技術よりも、書きたいことを大切にする

        技術よりも書きたいことを大切に育てたほうが良いと思います。技術だけあっても書きたいことがなければ、何も生み出せません。 ペンと紙はあるのに手が動かない。それは書きたいことがないからです。言葉をいくら知っていてもタイピングが速くても、自分が書きたいもの作りたいものがハッキリしないと、いつまでも白紙のままです。 ネットや書店で見かける情報は、そのほとんどが何かを作ったり創造したりする技術に関することです。そのような記事や本を読めば、ある程度の技術は身に着けられるでしょう。しか

        • はじめての料理は火加減を弱めに

          料理は火加減を操れるようになると楽しい。 それは火加減で時間を操るからだ。火を強くすれば早くできる。 弱くすればゆっくりになる。料理のスピードは火加減次第だ。 火を強くすれば時間の流れを速める。 頭と身体もそれに合わせないといけない。ただ急げばミスをする。 はじめて作る料理であればなおのことだ。 コンロも3つ口より1つが良いと思う。3つ並行で火を操れば、3つの時間が進む。それだと忙しない。弱火で1つのコンロを使う。3つ使うのは慣れてからでも遅くない。 弱火は良い。

        作業能率を高めるポモドーロ・テクニック 適切な休憩のすすめ

          宇宙から見た地球とスカイツリーから見た街並み

          宇宙から見た地球とスカイツリーからの街並みは似ていると思った。 どちらも不都合な部分は距離によって切り離された美しく静止した世界。 東京都墨田区にある東京スカイツリーは高さが634mある。私は年明け早々に昇った。エレベーターで。窓からのぞき込んだ景色は美しかった。自動車も電車も微生物のように小さく、のっそり動いていた。人や動物は街の中に息を潜め、無音の世界が広がる。排気ガスもゴミもない世界があった。 自分がいた世界から切り離された地上350mの展望台。一歩引いて見る街はき

          宇宙から見た地球とスカイツリーから見た街並み

          ドラマ相棒が教えてくれる真実に向き合う大切さ

          ドラマ相棒を小学生から見ている筆者は、真実に向き合う大切さを相棒から教わった。 杉下右京その人物像どのような状況でも正しさを疑わず、真実を明らかにする姿勢を一貫する。それが杉下右京だ。相手が民間人でも大物政治家でもヤクザでも関係ない。彼は相手を一人間として見る。罪を犯したものは等しくその罪を受け入れて償わなければならない。そう考えているのだ。 その姿勢は時に冷たく無慈悲なように捉えられる。長く時間をともにする相棒にさえ、そう思わせる場面がある。 それでも彼が真実を明らか

          ドラマ相棒が教えてくれる真実に向き合う大切さ

          +2

          2024年2月シンプルカレンダー

          2024年2月シンプルカレンダー

          みそ汁をレシピではなくフレームワークだと捉えると、もっと料理が楽しくなる

          レシピに従って料理するよりも、レシピをフレームワークと捉えたほうが、料理は楽しくなる。そんな考え方をこの記事で提案します。 みそ汁に入れる具材は意外と自由である私はCookpad や料理本に載っているレシピに従って料理することが多いです。みそ汁もそうでした。 ですが、何度も作っているうちに、みそ汁に入れる具はどんなものでもよいと気が付きました。豆腐やわかめ、たまご以外に、白菜やじゃがいも、カボチャ、えのき、トマト、チーズなど、たいていの具材を使えばみそ汁に仕上がります。

          みそ汁をレシピではなくフレームワークだと捉えると、もっと料理が楽しくなる

          祖母がつくる黒豆を追う年末

          年末年始の楽しみは祖母が作ってくれる黒豆です。小学生の頃から食べ続けていて20年以上。ホクホクした豆と、黒豆の味が染み出した甘汁を毎年毎年おいしく食べています。もちろん今年も。 この味を受け継ぎたいと思い、黒豆作りに挑戦して3年目になりました。「これは良くできたかもしれない!」と感じたので、そのレシピをここに書きます。 黒豆のレシピ分量 使う道具 作り方 まずは下ごしらえをします。 次にアク取りです。 ここを丁寧に行うと黒豆のおいしい味に出会えます。 最後に黒豆

          祖母がつくる黒豆を追う年末

          住む場所が自由に選べる喜び

          わたしたちには住む場所を選べるという自由があります。これがないと好きな場所に引っ越せないため大変です。これは20代後半になった私がようやく気がついた権利や自由についての話です。 引っ越しをした今まで暮らしていた家 年末が迫る12月初旬、私は5年以上住んでいた東京都江戸川区から引っ越しをしました。そこに住み始めたのは会社に入りたてのころで、お金もない私は家賃が5万円以下の家を探していたのです。不動産会社に行って相談すると10件以上もの物件を紹介してくれました。その中で内装が

          住む場所が自由に選べる喜び

          数学というメガネをかける

          読んだ本感想本当か偽か、もやもやする情報が社会にあふれている。情報はやっかいだ。手で触れられない。臭いも嗅げない。賞味期限もない。 ではどうするのか。頭のなかで触るのだ。 あるデータを見せられた時、私たちは考える。考えるが限界は来る。そんなときに数学というメガネは視界を広げる。 運動量と健康の関係性を表すデータを医者が見せてきたとしよう。たとえば、こんなふうに。 健康診断を受けるために問診票を書いていると「あなたは週に何日運動をしていますか?」という問いを見つけた。選

          数学というメガネをかける

          わたしが飲み会に行かない理由

          18時に仕事を終えると、すぐに夕食の準備に取り掛かる。一人暮らしの気ままな食卓は、いつもご飯と味噌汁、それから梅干しやたくわんなどの漬け物だ。これで文句はない。 だいたい支度に20分、食べるのに30分。片付けに10分。 19時過ぎから夜の散歩に出かける。近くの公園を抜けてぐるりと川まで行くこともある。ぶらぶら歩いて20時ちょっと前に近くのスーパーマーケットによる。3日に1回の頻度で食材の調達をしているのだ。 20時も過ぎれば店員さんたちがせっせと割引シールを貼って回る。

          わたしが飲み会に行かない理由

          スマホ壁紙 シンプルカレンダー(2023年11月)

          スマホ壁紙 シンプルカレンダー(2023年11月)

          今年もあと一年

          9月ごろに友人と会った時の話で「今年もあと3ヶ月くらいしかないんだね」と私はつぶやいた。すると、その友人も驚いたように「たしかに!」と車の中で叫んだ。 ふと、「今年もあと」の後ろに続く言葉にはどんなものがあったか気になり始めた。そうして書き出してみると、だいたいは以下のパターンに当てはめられる。 今年もあと半年 今年もあとNヶ月(Nは数字) 今年もあとN日(Nは数字) たとえば「今年もあと3ヶ月」とか「今年もあと3日だね」とか。 人間の時間感覚として「日」よりも短い

          今年もあと一年

          人に囚われずに生きる

          「とらわれる」を漢字にすると「囚われる」となる。 どうやら人が何か四角いものに囲まれてしまっているように見える。 人を囚えるものはさまざまで、酒やタバコといった物理的なものから、夢や希望、野望といった心の中にあるものまで。 アルコール依存症やギャンブル依存症という言葉がある一方で、"夢"依存症や"野望"依存症はない。これは依存したときに悪い影響を及ぼすかどうかが境目なのかもしれない。 さて、「人に囚われる」とは、どういう状態なのか。 それは、自分以外の人に自分の評価基準

          人に囚われずに生きる

          なぜヴィーガンか? 倫理的に食べる

          読んだ本感想なにが問題で論点か? この本が主張していることは単純だ。 苦しみを感じられる生き物に、苦しみを与えるべきではないし、与えることに加担するべきではない。 この苦しみを感じられる生き物には、サルやチンパンジーといった人間に近しい生き物から、鳥類、魚類も含まれるかもしれない。当然、人間もそうだ。 この主張と食生活との関連性は、牛や豚、鶏などの動物を食べるために行われる一連の流れの中で「私たちは動物に対して苦しみを与えている、もしくは加担しているのだから、それをや

          なぜヴィーガンか? 倫理的に食べる