とにかく会社が用意する研修というものが苦手だった。
研修はどれもこれも形式的でつまらなかった。時間が無駄に思えて、いつも心を沈ませた。

そんな自分が今では学舎を運営したり、企業で研修をしたりしている。
研修嫌いだったからこそ、心がけているのは面白く、楽しく、頭と心に残る研修であること。

Discという行動スタイルのツールに出会った時、このツールをうまく活用すれば組織のみならず、社会さえも良くできるのではないかと少し興奮した。
自己理解、他者理解、相互理解を体験できるものを作りたい！と思い立ち、ふたりに声をかけた。
そして、「けいコトあそぶ」という奇跡的かつ運命的なネーミングでユニットを結成し、全く新しいワークショップ「THEATER」が完成した。
なかなかの出来栄えだ。鼻を膨らまして自画自賛している。

THEATERの幕が下りる時、頭と心と身体に何が起こるのか、台本にはない結末が今から楽しみだ。