CARL ZESSIS JENA WERRA

werraは東ドイツのフィルムカメラでいくつかモデルがあるのだがレンズカバーがお椀型ではなくプリン型でデザインがよりシュッとしている「werra」か「werra Ⅰ」が良い。werraⅠはwerraのマイナーチェンジで機能的にはwerraⅠのほうが優れているのかもしれないがwerraⅠはレンズカバーにねじ山が切ってあって回して本体にはめ込む方式なのに対してwerraはレンズカバーを本体にはめ込んで摩擦で留まる仕様になっている。使うたびにレンズカバーを回して外さないといけないことを考えるとwerraのほうが勝手が良いのではないのかと思う。werra Ⅰはレンズカバーのねじ山の部分が欠けているものをよくみるので、レンズカバーがねじ式のwerraの持病だと思われる。それと外観的にもレンズ基部のリングが金属製の方が個人的に好みではある。

werraの構造について特筆すべきはフィルム巻上げとシャッターチャージがレンズ基部のリングを回転させる方式である造りであることやレンズカバーを外しひっくり返すとフードになる仕様である。

買う際に留意すべきなのは以下の点だ。
・レンズがtessar(50mmF2.8)かどうか。おそらく「werra」と「werraⅠ」だけだがレンズがnovonar(50mmF3.5)のものがある。
・何のシャッターがついているか。これは重要ではないがプレストールではなくシンクロコンパーだと修理がしやすいらしい。
・付属品がついているか。フードでの単体入手は面倒なのでフードがついているかどうかは重要。その上オリジナルの露出計や本体に張られたフェイクレザーと同じく緑色のストラップがついていたらだいぶ買い。メルカリやヤフオクの球数は多くないがE bayにけっこう出品されていてそこまで高くない。E bayでの相場は送料込みで10000～20000円ほど。

追記:Ebay で送料含め「werra 」を12000円ほどで買った。写真を実際に撮ってみたが流石テッサーと言わんばかりの写りだった。

以下のサイトにwerraの詳細が載っていてWerner Broche と Kurt Wagnerがデザインしたことが記されている。

NIKON COOLPIX2500

NIKONのスイバル式カメラでレンズ部分が回転する仕組みになっている。スイバル式はセルフポートレートや色々なアングルでの撮影を容易にする。カラーがグレーのものもある。新宿中古カメラ市場に現物あった。coolpix3500も同じデザイン。AliExpresssにバッテリー(EN-EL2)が売っているが配送遅いし品質も不安。nikonは他にもスイバル式カメラを出していてcoolpix950とか格好良くて乾電池式なのは良いがちょっとでかい。動作品相場10000～15000円。

CONTAX SL300R T

こちらは流石のcontax で高い。contaxが発売したコンデジはSL 300RT、tvs digital(T3の中身デジカメ版）、U4R、i4Rのおそらく４機種。全部かっこいい。sl 300rtのバッテリーは現地点ではアマゾンで入手可。u4rもsl300rtと同様スイバル式だがバッテリーの入手は困難。tvs digitalはバッテリーの入手は容易だが本体がかなり高い。最初に紹介したwerra がカールツァイスイエナのもので、このカメラがツァイスイコンのヤシカ跨いで京セラコンタックスなのでひ孫みたいな感じ。

CANON IXYDIGITAL200a

金属の塊感が良い。IXY　DIGITAL320も良い。文字が印刷でなく型押しされているあたりcanon頑張ったんだと思う。コンデジリバイバルでIXYシリーズは人気らしい。カメラ屋のおじさん曰く中国のインフルエンサーが紹介したらしい。店内にはアジア人観光客が沢山いてフィルムカメラではなくコンデジを皆買っていた。

RICOH GXR

珍しいユニット交換式のカメラ。プラモデル感があって良い。カメラユニットは全部で６種類。カメラ界のエクゾディア。Mマウント互換のやつとか出してる。各レンズごとに設計されたセンサーはレンズのパフォーマンスを最大まで引き出し埃の混入を防止する。ちなみにカメラユニットはGXRにしか使えない。

KONICA E-MINI M

サイバー感。mp3プレーヤーの機能もあるらしい。まさかの30万画素。

MINOLTA 16

16mmフィルムを使うカメラで16mmフィルムは現行では売られていないので自分で16mm幅に裁断して使っている人もいるらしい。現像も普通のカメラ屋さんではしてくれないっぽいのでハードルは高いがその代わり本体自体はだいぶ安い。

おしまい