価値定義

サービス開始から2年。改めて fanicon の価値定義を考えてみた。

こんばんは。プロダクトマネージャーの星川です。
faniconを企画開発してから早いもので 2 年が経とうとしています。

先日、ウラカタLT というエンタメ業界に関わる人々が集まるイベントでライトニングトークをしてきました。テーマはファンベース。
登壇資料を作るにあたって、fanicon のサービス価値ってなんだろう?を考え直す良いきっかけになったので、ここでもまとめておこうと思います。

faniconは「ファンコミュニティ提供サービス」です。
faniconを使ってもらいたいタレントさんや事務所さんに説明するときは

・コアなファンが集うクローズドな空間
・双方向でコミュニケーションが出来るファンクラブ
・Webではなくアプリでの提供

など、他のサービスとしての差別化出来るポイントを伝えています。
しかし、もう一歩深く考えてサービスそのものの本質的な価値はどこにありなぜそれが重要なのかを再度紐解けば、より明確に他サービスや競合との価値の違いを見出せるのではないかと考えました。

fanicon はサービスをローンチしてから 12 月で 2 年が経ちます。嬉しいことに、チームメンバーは 10 倍になり、使ってくれてるアイコン・事務所さんは 1000 を超えるほどに成長し段々と業界に認知もされてきました。

その一方で、僕らの提供しているサービスの価値ってなんだっけ?という問いかけに対して、個々人でズレが出てきているようにも感じていました。これは規模が大きくなっていく過程で起きる新たな学びであり、fanicon の企画者であり POの立場としては、再度この「 fanicon ってどんなサービス価値を提供しているの?」を定義し伝えていくことの必要性を感じていました。

愛が長続きするサービス

ウラカタLT の登壇資料を作りながらfaniconの価値を考えていった時、
「 faniconはファンの愛を長続きさせるサービス 」こそが価値だという結論に至りました。

自身に置き換えてみても、10 年以上応援し続けているタレントもいる一方で、好きだったはずがいつの間にか忘れてしまっている場合もたくさんあります。

好きになったものをなるべくな長く好きでい続けてもらいたい。そんな状態がファンとタレントの双方にとって幸せな状態を作っていくことが faniconのタグラインなんだと思います。

「 愛が長続きするサービス 」とすると、僕の中で fanicon のサービス提供領域はとても解像度が高くなりました。つまり、他 SNS アプリやサービスとの棲み分けが時間軸においてとても明確になったのです。

「 愛が長続きする 」というのは「 愛し始めている 」状態から始まります。何も知らない状態に愛は存在しません。よって fanicon は必然的にタレントの認知・興味には関わらないのです。ファン化プロセスをかんたんにまとめると以下のようになります。

ファン化する過程のプロセス

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上記のように、「愛し始めてもらう状態」から「愛し続けてもらえる状態」をなるべく長く続けてもらうように、サービスを提供していくのが僕らの仕事だと改めて整理するにいたりました。

では「愛し続けてもらえる」状態を作っていくにはどうしたらよいかですが、長くなるのでまた別にまとめていこうと思います。


fanicon は、アーティストやタレント、インスタグラマー・ユーチューバーなどのインフルエンサー( アイコン)の活動を、コアなファン( コアファン )と一緒に盛り上げていく会員制のファンコミュニティ アプリです。


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