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#5 Fanicon事業リードエンジニアが語る、リードエンジニアとしての役割と責任

こんにちは!
管理人のなかじま(@kazuki_nakajima)です。

今回はFanicon事業のリードエンジニアである城にインタビューをしてきました。リードエンジニアとしての役割やTHECOOでの仕事の進め方・働く魅力について語って頂きました。今回のインタビューを通してFaniconのエンジニアとして働くイメージを持っていただけたら嬉しいです。

城 プロフィール

城 弾 / HAZUMU JO
早稲田大学 第二文学部卒業。
2010年に新卒でヤフー株式会社に入社。その後、株式会社ディー・エヌ・エー、リクルートライフスタイル株式会社で大小様々な開発を経験。2016年11月よりTHECOO株式会社に参画しFanicon事業の開発リードに従事している。

1.城の経歴について

ー今日はよろしくお願いいたします。まず城さんの経歴について教えてください。

城)
早稲田大学を卒業後、新卒でデザイナーとしてヤフーに入社しました。その後、DeNAでフロントエンドエンジニアとして働き、リクルートライフスタイルを経て、2016年11月にTHECOOへ入社しています。DeNAやリクルートでもリードエンジニアを経験していたので、リーダー経験は多いです。

ーありがとうございます。学生時代の経験からまずお聞きできればと思います。プログラミングはいつから始められたのですか?

城)
大学1年生くらいからです。先輩が起業をした際にシステムの担当をしていました。

ープログラミングを始めた後に起業のお手伝いをしたのですか?

城)
いや、最初は営業をしていました。ただ、営業は向いていなかったので、別の先輩がプログラミングをしていたこともあり、他に出来る事がなかったのでプログラミングに挑戦しました。

ープログラミングを始めたきっかけは先輩ですか?

城)
そうですね。あとは、友人がプログラミングをしているのを見て、「面白そうだな」と思ったのも始めたきっかけの一つです。先輩が会社を売却した後は、星川君と一緒にWebサービスを作ったり、ベンチャーのインターンでプログラマーとして働いていました。

ーなるほど。就職活動の時について教えてください。

城)
最初は外資系の技術営業を目指していました。ただ、最終面接前にリーマンショックの影響で採用がストップになってしまい...。他の選考は受けていなかったので結構焦りました(笑)

ーリーマンショックの時に就職活動されていたのですね、採用ストップからヤフーへ入社した流れについて教えてください。

城)
進路について悩んでいた時に、ヤフーでエンジニアとデザイナーの合同面接が実施されると聞き参加しました。エンジニアかデザイナーで悩んでいたのですが、学生時代の経験を活かしつつ、ユーザーの一番近い部分で働きたいと思いデザイナーでの就職を決めました。

ーデザイナーはデザインとコーディング、どちらがメインだったのですか?

城)
コーディングです。JavaScriptメインで、画面が動くところをプログラミングしていました。また、美大出身の先輩にデザイン部分も教えてもらっていたので、簡単なデザインであれば作れます。Faniconのスプラッシュ動画は僕がつくりました。学生時代のプログラミング経験を活かしつつ、デザインも教えてもらっていたので、デザイナーとコミュニケーション取るのは得意です。

ーヤフーでの経験を経て、DeNAに転職された理由を教えてください。

城)
デザイナーとして働いていく中で、プログラミングをもっと書きたいと思ったのが転職を考えたきっかけです。当時、DeNAはソーシャルゲームで急成長していたので、人事に直接電話をかけて面接をしてもらいました(笑)偶然にも入れてもらい、フロントエンドエンジニアとしてゲーム画面の作成等を経験しました。

ーフロントエンドエンジニアとしての転職されたのですね。DeNAではバックエンド側は経験されたのですか?

城)
趣味でバックエンド側を触っていましたが、ヤフー時代に実務では経験していないです。

ーDeNAでもバックエンド側には関わっていなかったのですか?

城)
フロントエンドエンジニア中心ですが、バックエンドも触っていました。DeNAでは新規事業の経験やリードエンジニアも経験しました。

ーリードエンジニアを経験されていた中で、リクルートライフスタイルへの転職。こちらについても教えてください。

城)
フロントエンドエンジニアとして働いていたので、バックエンド側の深い部分やインフラ側に手は出せなかったのが理由です。特に、インフラ部隊は部署が分かれていたので手が出せなかったです。将来、自分でサービスを作るにはインフラ側も出来ておく必要がありました。DeNAだと先ほども述べたように部署が違うため異動も難しかったので、転職を決めました。

ーなるほど。リクルートライフスタイルに転職して学んだことを教えてください。

城)
デザイナーから始まり、フロントエンドエンジニアを経てバックエンドの経験を積めたのでキャリアとしては戦略通りでした。リクルートライフスタイルでは、少しだけマネジメントの部分を学ぶことが出来ました。自分の考えを伝えるための話し方や資料の作り方・チームの作り方等を学びました。今でも参考にしています。

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2.リードエンジニアとしての役割

ー次に、DeNA・リクルートライフスタイル・THECOOでリードエンジニアを経験した城さんが考える、「リードエンジニアとしての役割」を教えてください。

城)
作りたいものに対してどれだけフォーカスする事が出来るかが大事だと思っています。余計な事を考えずにどれだけプロダクトにコミットが出来るかが大事。また、PMやデザイナー・エンジニアが実力を120%発揮できるように環境を作ってあげる事も同じくらい大事ですね。

ーエンジニア以外の事も考えるのですね。

城)
考えます。例えば、「デザイナーの事分からないからちょっと、、」みたいな対応は良くないです。フロントエンドエンジニアとしての目線だと、デザイナーの力がどうすれば発揮できるかを考えて実行に移す。サーバーサイドエンジニアとしてはフロントエンドエンジニアがどうやったら生産性があがりやすくなるかを考えます。プレイヤーとしてはこの様なことを考えて仕事をしています。リードエンジニアとしては、全てプロダクトの為を考えて日々業務に取り組んでいます。もっと言うと、ビジネスサイドや経営陣も含め、会社全体がプロダクトの力で上手く回っていくように日々考えています。ビジネスとしてどうやったら売りやすいプロダクトになるかを考えながら、PMの思考が制限されないようにどうしたらいいか、等を考えるのもリードエンジニアとしての大事な役割だと思っています。

ープロダクトの為に何が出来るかをエンジニア目線だけではなく、他部署の事も考えるのがリードエンジニアとしての役割?

城)
そうですね。

ーそこに経営の視点は入ってくるのですか?

城)
そこまで考える事が出来る人がCTOやVPoEなのかなと思っています。ただ、今はプロダクトにフォーカスした方が会社の成長が早くなると思っているので、経営の視点はまだ考えないようにしています。(考えられないだけかもだけかもですが笑)

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3.THECOOでの業務の進め方

ー次にTHECOOではどの様な形で業務を進めているか教えてください。入社後の流れやPMとの関わり方等について。

城)
入社初日はアカウントを作って貰ったり、社内の雰囲気を含めたインプットが中心ですね。その後、環境構築をしてもらい、徐々に業務に入ってもらいます。

ーありがとうございます。PMとエンジニアの関係を教えてください。

城)
仕事の進め方としては、PMが絵を描き、エンジニアが形にします。PMが考えきれないところに関しては、デザイナーやエンジニアが埋めていきます。どう作るかに対しては自由度高いですが、一方で責任は大きいですね。

ーなるほど。城さんから見て、どの様なエンジニアが多いと感じますか?

城)
インプットからアウトプットのリードタイムが短い方が多いです。議論しながら物事を前進できるエンジニアが多いと感じます。

ー少し話はそれますが、城さんはレビューを丁寧にしているイメージがあります。

城)
メンバーに合わせて指導はしています。任せた結果ミスを実体験したほうが成長するメンバーもいれば、しっかりとレビューしたほうが伸びるメンバーもいます。全てはプロダクトの成長のために指導の仕方を変えています。

ーありがとうございます。話しを戻します。PMとエンジニアの関係についてもう少し詳しく教えてください。

城)
先ほど、「PMが絵を描き、エンジニアが形にします」と話しましたが、イメージとしてはWhatをPMが決めて、Howをエンジニアが決めるといった関係をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。プロダクトを考えるのはPMで、プログラミングについて考えるのはエンジニアです。明確な分業をした方が、スピード感もってプロダクト作りが出来ると考えています。もちろん、エンジニアがプロダクトについて考えて意見出すのはウェルカムです。

ー細かい技術は誰が決めているのですか?

城)
エンジニアです。仕様の中身や最適な技術に関しての決定権はエンジニアにあります。

ーなるほど。これらの考え方はどこで学んだのですか?

城)
歴史からですね。多数決だとスピード感を出すのは難しいのは歴史が証明しています。専門性を持って、業務に取り組むことが大事だと考えています。

ーその際の共通認識は、、、?

城)
良いプロダクトを作るためです。素早いサイクルで回すために、エンジニアに気持ちよく働いてもらうのがマネジメントの腕の見せ所だと思います。

4.THECOOで働く魅力

ー次に、エンジニアとしてTHECOOで働く魅力を教えてください。

城)
Faniconがエンタメ業界を一歩前に進めることが出来るサービスであるという点かと思っています。私自身は、仕事を進めていく中で何かしら歴史を一歩進める事に面白みを感じています。Faniconはエンタメ業界を一歩前に進めることに貢献できるサービスだと思います。また、当社のVisionやMissionとリンクしているサービスでもあります。歴史を一歩進めるサービスに関わりたい方にはやりがい溢れる環境だと思います。

●THECOO Mission/Vision

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ーMission/Visionとリンクしているサービスで、エンタメ業界を一歩進める事が出来るサービスが魅力的。

城)
そうです。新たな産業になりうる可能性がFaniconにはあると感じています。

ー他にはありますか?

城)
プロダクトにフォーカス出来る点です。雑務などは極力排除されている環境なのは当然として、エンジニアがプロダクトを作るためだけにフォーカスできるのが会社の文化として成立しています。プロダクトをよりよくする事だけを考えることが出来るのが魅力だと思っています。プラスアルファとして、自分のキャリアについても考えて業務に取り組めるのも魅力の一つだと思います。

ちょっと話しが逸れた雑談

Q.エンジニア組織の雰囲気は??

城)
プロダクトを良くしていきたいと思っているエンジニアが多いですね。技術が好きなのは大前提として持っていて、その上でプロダクトを良くしていくことにやりがいを感じるエンジニアが多いです。

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Q.プロダクトを通して世の中をよりよくしていきたいといった方は人物像としては合致しますか?

城)
合致します。プロダクトの先まで見据えて業務に取り組んでくれるのは嬉しいです。ただ、Mustではないです。プロダクトをよりよくしていくために誇りを持ってもらうことが大事ですし、彼らの誇りをビジネスやプロダクトに昇華させるのは僕の仕事でありマネジメントの仕事です。

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Q.技術に対して、城さんが大事にしている考え方を教えてください。

城)
各論に陥りすぎないことが大事です。細かいところだけを気にしすぎるのではなく、全体を加味したうえで細かい点を気にすることが大切だと考えています。

5.Faniconの未来

ーFaniconをどの様なサービスにしたいと考えていますか?

城)
先ほどのTHECOOで働く魅力と被りますが、業界を一歩前進させる事が出来るサービスにしたいと思っています。

ー他にはありますか?

城)
少し大きな話になってしまいますが、今の日本を変えることが出来るサービスにしたいと思っています。日本は成長が停滞しています。人口減の影響もありますが、IT化が遅れているのも大きな要因だと思います。今までの流れを変えないといけない中で、ITに対する考え方を変える可能性がFaniconにはあると思っています。

ー【「できっこない」に挑み続ける】にも合っていますね。

城)
そうだと思います。FaniconはTHECOOのカルチャーと合致しています。会社のVision/Missionに共感してくれるエンジニアと一緒に働けたらとても嬉しいです。
Faniconの成長の先は会社の成長であり、業界の前進だと思います。

ーFaniconの成長はエンタメ業界の成長。そして、ITへの考え方を大きく変える可能性がある。

城)
そうだと思っています。

ーお忙しい中、インタビューありがとうございました!

城)
こちらこそ。ありがとうございました。

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城のインタビューはいかがでしたか?
当社のFanicon事業の開発メンバーとして、働くイメージを本noteを通して持っていただけたら嬉しく思います。

「話しを聞いてみたい」と思われた方はぜひ下記よりご応募くださいませ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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