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記憶力を高める薬膳デザート

前回、記憶力を高める薬膳ジュースで使用した、竜眼肉、大棗(ナツメ)の果肉を活用した薬膳デザートをご紹介します。

記憶力を高める薬膳ジュースの材料と作り方は、こちらの記事からご確認ください。


記憶力を高める薬膳デザート

【材料】

竜眼肉

見た目はライチのような果実で、心、脾に作用し、臓器を滋養し、倦怠感、疲労、下痢、神経衰弱、不眠、健忘、動悸、めまい、記憶力減退に効きます。


大棗(たいそう)

大棗は、果実のナツメのことで、脾、胃、心に作用し、臓器を滋養し、疲れ、食欲不振、めまい、貧血、動悸、不眠、多夢、イライラに効きます。


胡桃肉(クルミ)

腎、肺、大腸に作用し、臓器の機能活動、抗寒能力を増強し、腰痛、むくみ、冷え、慢性咳、喘息、呼吸困難、便秘を解消する他、記憶力を高める効果があります。


リンゴ

脾、胃、心に作用し、清熱し肺を潤し、発熱、口渇き、空咳、消化不良に効きます。

レモン汁

脾、胃、肺に作用し、口渇きを止め、咳、食欲不振、妊娠によるつわり、胎動不安、胃潰瘍、高血圧、高脂血症、糖尿病に効きます。
レモンの酸味のクエン酸には、疲労回復効果があります。

ハチミツ

脾、肺、大腸に作用し、脾胃虚弱の疲れ、少食、胃痛、腹痛、肺を潤し咳を止め、空咳、息切れ、皮膚の乾燥、便秘に効きます。

パイ生地 (市販でも手作りでも可)

【作り方】

1) 記憶力を高める薬膳ジュースで使用した竜眼肉と大棗をみじん切りにします。

2) リンゴ1個を細かく切ります。

3) 鍋にリンゴとレモン汁大さじ2を入れて弱火で1-2分煮ます。

4) (3)に(2)と胡桃を細かく割って入れます。

5) (4)の水分がなくなったら火から下ろし、冷めてきたら、お好みの甘さになるようハチミツを入れます。(ハチミツは、60℃以上で効能を無効にしてしまうためです)

6) 型にパイ生地を敷き、(5)を流し入れます。

7) その上にリンゴの薄切りを並べます。お好みでシナモンをふりかけます。

8) 210℃のオーブンで、30~40分焼きます。


記憶力を高める薬膳デザートとデザートですが、副次的効果として、喘息や空咳など咳を鎮め、ぐっすり眠れる薬膳です。

材料のレモンの皮の香り成分は、気の巡りを良くし、ストレス解消に効くので、無農薬レモンの皮をバスタブに入れるとリラックスできます。

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