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noteの記事が縁でNECの2019新作パソコン ProMobileのイベント行ってきた

先週、書いたこの記事が縁で、WEBメディア、エンガジェットさんのイベントに行ってきました。

この記事中でも書いてますが、僕が今使ってるのが、NECの今年の新製品のProMobileというマシンでして、僕が過去に使った歴代のパソコンの中でも使い勝手がかなりいいんです。
そういうことを書いているのを知った旧知のNECの中の人にちょっと特別枠っぽい形でこのイベントに参加させてもらいました。

「NECの最新モバイルPCの秘密を探る体験型イベント」…ひねりがないですがNECらしいタイトル(ほめてんのか?)。

せっかく誘ってもらったのでなんか書こうと思うんだけど、僕がイベントレポート風に書いても上手に書ける自信がないので、イベントで印象に残ったことと僕がこのProMobile使っていて感じたことをブレンドして書いてみますね。

パソコン最軽量戦争から降りてよかったね

かつて国内パソコンメーカーがこぞって血道をあげていた「世界最軽量パソコン」をめざす戦い。(これをしかけたのがNECだったというのは初めて知りました)

ProMobileの商品企画担当の森部さんが開発秘話を披露する担当。

これのおかげでモバイルパソコンの軽量化が飛躍的に進み、パソコン持って電車移動するビジネスパーソンの荷物の負担が減っていったわけですが、最近は「ここまで軽くなったらもうあと数十グラム軽くするとかよりも大事なことがあるんじゃないの?」と思ってたんですよ。
で、今日のイベントではまさに「世界最軽量のために犠牲にしていた使い勝手とかデザインとかをちゃんとする方向にかじを切ってうまれたのがこのProMobileです」ということをおっしゃっていて、そっちの方が正解だよ!!ちゃんとしてくれ!!と思いました。

実際、使っていてハイブリッドゼロからの圧倒的な使い勝手の向上を感じるわけで、特に、
①LTE内蔵モデルの接続の速さ
②打鍵のしやすさ
③スピーカー性能の向上によるテレカン(リモートミーティング)のしやすさ
はかなり価値が高いと思います。
以下、その3点について掘り下げます

①LTE接続

パソコンのLTE接続は実は結構大変だそうで、筐体が金属だと電波をキャッチするアンテナの処理とか難しくなったりするらしい。
よく考えるとMacでもLTEモデルとかないよね。
まあMacの場合はiPhoneと一度テザリングしたらあとは自動でテザリングしてくれるようになるから必要ないのかもしれないけど(この辺は垂直統合でOSもマシンも両方作っていてしかもパソコンもスマホも作っているというAppleならではのアドバンテージなんでしょうね)。
イベントに登壇されていたライターのナックル吉松さんもおっしゃってましたが、LTEが入ってることによる手間の軽減はすごく大きいんですよ。

特に僕みたいに出張やイベント参加が多くて、電車、カフェ、コワーキングスペース、イベント会場、自社以外のほかの会社の会議室、wework…などなど1日に何度も居場所を変えて自分のオフィスや自宅以外での仕事頻度が高い人間には大きなストレスの軽減になります。

打鍵のしやすさについて

ここ結構語りたいんだけど、タイプミスが発生しやすいキーボードと発生しにくいキーボードってのがありますよね。
僕の経験上、ハイブリッドゼロのようなキーストロークの浅いキーボードはタイプミスが多かった。
慣れの問題ではなく2年使ってもそんなに減らなかった。
それに比べて、その次に使ったX1カーボンがびっくりするほど打ちやすくて、タイプミスが大きく減ったんだけど、その理由はなぜか、僕が思うに…

タイプミスしにくいキーボードは「それぞれのキーを押すという動作が記憶しやすいキーボード」なんではなかろうか

キーストロークが浅いと、キーを押し込む動作が短くて打鍵の感覚が薄くなるんだけど、その結果、自分がどのキーを押しているのかの認識が弱くなるんですよね。
X1カーボンだとキーストロークが深く、押し込む感覚が強かったので、自信をもって打鍵できたというか、タイピングするのが気持ちよかったんですよね。ブラインドタッチでスピード早くタイプできるとなんか仕事が気持ちよくなったりするじゃないですか。あの感覚です。
今使っているProMobileもそういう感覚に近い、良いキーボードになってると思います。

↑この説明、わかりにくかったけどこれしか書きようがないよねw

スピーカー性能について

ここはハイブリッドゼロから圧倒的に進歩したところですね。
ヤマハと共同開発したスピーカーシステムだそうで、テレカン用のモードが2種類用意されていて、一人で参加するモード(パーソナルモード)と複数名で参加するモード(マルチユーザーモード)があり、スピーカーの指向性がそれによって変わるという仕組み。
このモード切替ははっきりと違いが判る。
普通にテレカンで日常使いしてますけどいいですよ。
ハイブリッドゼロはスピーカーが泣き所で、全然聞こえなかったから、落差が(良い方に)激しい感じ。

課されていた新商品の命題

イベントでは、色々な開発秘話も聞けたんですが、新商品に課されていたテーマにちょっと笑ったw

「AppleとPanasonicに勝てる商品を作れ!」

うーん、生々しいww

確かにシェアだとその2社が強いんでしょうが、僕的には、その2社よりもHPとかASUSとかAcerとかLGとかファーウェイとかの方が魅力的な競合なんですけどねw
正直、spinとかswiftとか、安くて性能良いし、とても魅力的です。
中華系のメーカーは、かっこいい超狭額縁モデルとかもいち早くどんどん投入してきているし。
一方で、それらのメーカーも「軽量性」という点では日本のモバイル需要にアジャストできていない。軽いパソコンが売れているのは日本市場特有の現象らしいので、グローバルマーケットを見ている企業は対応が難しいんでしょうね。
また、もう一つ、LTEは日本の電波事情への対応が難しいからあえて出してないんじゃないかと思う。各国の電波事情に合わせてドライバとかを作るの相当ややこしそうだし。

忖度はこれくらいにして

あと、もうそろそろ忖度はいいと思うので改善してほしい点とというかこういう機能がつくといいのになと思ってる点も書きます。

キーボードはシリンドリカルにしてほしい。

「シリンドリカルってなんや」って思う人多いと思うんですが、X1カーボンのキーボードがこのタイプでして、キートップがぐーっと湾曲してすり鉢状に近い感じになってるやつです。このタイプだとキーを押すと指が包み込まれるような感じになるので指から得られる情報量が増え、タイプミスが減り、タイピングが楽しくなります。
あれにしてほしいなー…

バッテリーはもっと持つようにしてほしい
ハイブリッドゼロに比べるとバッテリーの持ちは良くなったと思うけど、給電せずにテレカンを三本やったりするともう電池が切れてしまうのでそこんとこよろしく。バッテリーそのものの容量を増やすというよりバッテリーマネジメントを工夫することでなんかもっと持つようにできるんじゃないかなと思うんですがどうでしょうか。ここには書けないけど、そのためのアイデアは1つNECの中の人にお伝えしてみました。興味を持ってもらえたようでしたがどうなるか楽しみです。

額縁をもっと狭くしてほしい
スマホネイティブの若者が増えていきますが、そうなると、スマホでできていることがパソコンでできなかったりすると「あれ?なんでできないの?」ってなりますよね。
だからスマホのトレンドがパソコンにもやってくることになると思うんですよ。
だからこれからは、額縁がさらに薄くなっていくと思います。
パソコンのカメラがディスプレイからノッチ的に配置されるようになってなかったり、パンチホールタイプのカメラレイアウトも来年には出ているかもしれない。
そうなるとわかりやすいモダンなパソコンになるので多分売れ筋はそっちになるでしょう。(販路の問題はあるのでシェアが伸びるかどうかはわからないけど製品のトレンドはそうなるという意味ね)

ということで、一つ良い製品を作っていくことの大変さを知りつつも、ほかのメーカーからもどんどんいい製品が出てくるし、立ち止まらずにどんどんいい製品を出していってほしいと思いました。
それでいうとNECだけでなく日本に工場持っているほかの会社、VAIOとか富士通(NECと富士通はパソコン部門は同じ会社になっちゃったけどね)とかdynabookとかも頑張ってほしいですね。

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