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りんごと亀のヨーグルトかけで、小休止。

2023年12月31日、日曜日。大晦日。今日をもって兎年が終了する。

12月は怒涛の日々を送っていた。具体的には、平日週三回は飲み会があり、飲み会のない平日の夜はヨガに通ったりして、毎夜何かしらの予定が詰め込まれていた。土日もなんだかんだで予定が詰まっていた。「師走って感じだなあ」なんて口ずさみながら日々過ごしていたら、12月22日には悪寒とともに高熱が出てしまい、しっかりと風邪を引いた。しかしながら数か月前から予定していた台湾旅行が翌日から控えていたので、なんとしも出かけたいと思い、必死の抵抗で熱を下げ、渡航した。そこでも様々なことが起きたのだが、また今度ゆっくりつづりたいと思う。帰国後は実家に帰省し、ひたすら飲んで食べては寝る、を繰り返し、完全に体調が回復して帰京し、今日という日を無事に迎えている。

年末大掃除をしながら、夫と共有している卓上カレンダーを見返した。
今年は婚約・入籍という人生の節目の年であったが、その他にも、毎月何かしらのイベントや旅行が入っており、とにかく盛沢山な一年だったことがわかった。一番思い出深かったことは何か考えてみると、入籍したこともそうだが、それよりも入籍を通じて、実家にたくさん帰省できたことが何よりも自分の心が満たされた出来事だったように思う。過去平均すると、年2回だった帰省も、今年は親挨拶、両家顔合わせ、お盆、弾丸帰省(貯まったマイルを消費するため)、年末と計5回も地元に足を運んでいた。過去に帰省した時に思っていたことは、ただただのんびり過ごして、親にあやかってひたすらおいしいものを食べたりするだけで、何も親孝行できていないよなあ、ということだった。一方で、帰省の度に親の笑顔をたくさん見れた今年は、個人的に良かったと思うし、きっと顔を合わすだけでも親は嬉しかったに違いない、そう思うことにした。来年も可能な限りちょくちょく帰りたい。

12月26日、台湾旅行から帰ってきた日にスーパーに立ち寄り、リンゴを購入した。翌朝、自称資生堂パーラーでバイトしていたという夫が、朝ごはんにリンゴを切り始めた。ヨーグルトもちょびっとあるよ、と伝えるとヨーグルトも出して、私のお気に入りのパフェグラスによそって提供してくれた。
するとどうだろう。兎と亀ではないか。兎はヨーグルトがかかることで因幡の白兎みたいな雰囲気を醸し出している。亀にかけられたヨーグルトは図らずも甲羅感を演出している。いや、亀が布団をかぶっているようにも見える。なかなかの才能だ。

毎年新年に100のやりたいことリストを立てている。そのうちの一つに、自分の能力や現状に過信しすぎず、油断せずに物事に取り組む、ということを加えておこう。年末最後の日記を書きながら、突如自分を戒める。

2023年もありがとうございました。皆さまよいお年を。


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