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愛知県瀬戸市を歩く[前編]

先日愛知県に行ってきた。
というのも春から愛知に生活の拠点を移す予定で、秋頃から数回下見に行っている。
今回は瀬戸市を散歩してきたので、写真も載せながらまとめていきます。

心がふにゃっとする場所

少しでも気を抜いたら死ぬんじゃないかという殺伐とした雰囲気を名古屋では感じていたのだが、瀬戸市は心がふにゃっと柔らかくなってほっとする場所だった。


この散歩の主な目的は『本・ひとしずく』さんで御書印帖に御書印をいただくことである。
Instagramで店内の写真を見ていたら私が普段お世話になっている『本屋ウニとスカッシュ』さんにとても雰囲気が似ていたので実際に行ってみたくなった。

電車で瀬戸に向かい、尾張瀬戸駅で下車した。観光案内所があったので立ち寄ってみたら藤井聡太さんの出身地らしく藤井さんのグッズがお出迎えしてくれた。

これも焼き物

目的地まで歩きつつ周りをキョロキョロしていると陶磁器のお店が続けて並んでいた。「瀬戸物」という言葉はここ瀬戸市から来ているそうだ。

橋の欄干に作品が飾られている

それから川沿いを少し歩いたところにある商店街を抜けて『本・ひとしずくさん』へ向かう。

島原の商店街を思い出した
ちなみに2023年10月にすでに八冠を達成している

Googleマップがなかったら旅行も満足にできない気がする。Googleマップ様様である。

本・ひとしずく

ついた

無事ひとしずくさんに到着。街並みに馴染む雰囲気が素敵だ。
到着後忘れないようすぐに御書印をいただいた。

店内に並ぶ本も気になるものばかりだった。
今回は香川哲さんの「ベルリンうわの空」シリーズを2冊購入した(まだ1巻しか読めてないけど買ってよかった。考えを巡らせるツールとして良い)。

店主さんと話していると流れで鼠の王国製作所のハンコを売り込むことになってしまった。念の為にと持ってきていた作品集がとても役に立った。
春以降に委託販売を開始させていただく予定となった。ありがたい……。

喫茶店サウサリート

主な目的を終え安心したらお腹が空いてきた。
商店街にある喫茶店が気になっていたが、こういう昔からあるような喫茶店ってハードルが高い気がする。店員がお茶のマナーに厳しそうだし常連がタバコを吸っているかもしれないしもしかしたら一見さんお断りかもしれない。
……なーんて考えたがここは勇気を出して入ってみることにした。

入ってみるとこちらもなんともフレンドリーな感じでお話しできた。杞憂だった。
私の雰囲気からひとしずくさんへ行ったお客さんだと分かったという。
ひとしずくさんに行ったお客さんが喫茶店に寄ることが多く、雰囲気で分かるようになってきたと話していた。
御書印を貰いに長崎から来たと言ったら佐賀の有田に焼き物を買い付けに行った話をしてくれた。
喫茶店のメニューにはコーヒー数種類、紅茶数種類はもちろん中国茶・チャイなどもあり、迷いながらストレートティーを頼んだ。が、ミルクティーにしなよ二度楽しめるから、とアドバイスを受けミルクティーに。

ストレートで飲むと鼻の奥で花が咲いたような芳香がする(なおフレーバーティーではない)。ちゃんとした手順で紅茶を入れるとこうなるのだなぁと紅茶の奥深さを体感できた。ミルクティーにしても美味しかった。
ケーキセットにしたのでケーキも食べた。
『ポアール』というふわふわ生地の中にババロアのような白いぷるぷるとカラメル?味の茶色いぷるぷる、そして洋梨が入っているケーキが食べたことない感じで美味しかった。調べてみたらポアールは洋梨という意味らしい。
ぜひまた行きたい。

紅茶はポットでたっぷり飲めた

前編はここまで。

後編では招き猫ミュージアムへ行ったお話を画像たっぷりで書きます。

おしまい

山の顔はめパネルがツボだった。後ろにあったポスターとともに。

読んでくださっただけで嬉しいのに……!?まさかサポートまで……!?